
マレーシアからシンガポールに移動する際にシンガポール航空A330のビジネスクラスを利用しました。
フライト時間は1時間10分とされており、離陸してからはわずか45分という超短距離線です。そんな超短距離路線でも、十分シンガポール航空のサービスやおもてなしの高さに心底感動したので、搭乗記としてご紹介していきたいと思います。
シンガポール航空のビジネスクラスに搭乗予定の方の参考になれば幸いです。
目次
チェックイン
今回はビジネスクラスを利用するので優先チェックインカウンターを利用します。待つことなくスムーズにチェックインを済ますことができました。そして、そのままイミグレへと向かいます。
朝の便ということもありイミグレが大混雑。イミグレでおよそ1時間待ちました。せっかくラウンジでゆっくりしようと思ったのにイミグレを通過する頃には搭乗開始時刻の30分前となっていたので慌ててラウンジへ向かいます。
クアラルンプール国際空港のシルバークリスラウンジ
クアラルンプール国際空港のスターアライアンス系列のラウンジはシンガポール航空のシルバークリスラウンジとタイ航空のロイヤルシルクラウンジがあります。シンガポール航空のビジネスクラス、ファーストクラスを利用される方はこちらのラウンジを利用することになります。
タイ航空のラウンジ利用については、入り口でシルバークリスラウンジを使ってと言われてしまい、入室を拒否されてしまいました。
ラウンジ内の規模は小さくこじんまりとした雰囲気。規模が小さいということもあり食事やドリンクの品揃えは少なめ。
デニッシュ系のパンやマフィン、サンドイッチなど
ホットミールもありました。マレーシアはイスラム教ということもあり、ソーセージはチキンソーセージと日本ではあまり見かけない料理も置いてあります。
小さい容器に入っているオムレツなどもあります。
ビールからジュースまで様々な種類のドリンクが揃えてあります。
料理の品数やクオリティはやや改善点が多いような気がしますが、プライオリティパスで入れるラウンジと違い、ラウンジ内は静かで快適に過ごせました。
20分ほどラウンジで休憩して、出発ゲートへと向かいます。
シンガポール航空A330ビジネスクラスに搭乗
いよいよ飛行機に搭乗します。マレーシア-シンガポール間のフライト時間は1時間10分となっていますが、離陸してからの飛行時間はたった45分しかありません。この路線は間違いなく世界でもトップクラスの短距離線だと思います。
こちらがシンガポール航空A330のビジネスクラスのシートになります。最新機材に搭載されているフルフラットシートに比べればクオリティは下がりますが、革張りの上質感あるシートになっています。座り心地はかなり良いですよ。
超短距離路線でこのようなシートに座れるなんて贅沢です。
足も十分伸ばせるほど座席感覚にゆとりがあります。
リクライニングのボタンはちょっと多すぎてやっかいもの。左複雑なボタンには触れず、右側のシートの形をしたボタンを押してリクライニングを調節するのが良いですよ。
シートに着席すると男性のCAの方が挨拶に来て、本日のフライトスケジュールを簡単に説明してくました。ここで驚きだったのが私の名前をきちんと呼んでいただいたことです。日系の航空会社だけかと思いましたが、シンガポール航空もこのような心遣いがあるのですね。
挨拶が終わると別のCAの方がウェルカムドリンクとおしぼりを運んできてくれました。オレンジジュースを選んでみました。果肉の入っている搾りたてジュースのようで非常においしかったです。
シンガポール航空A330ビジネスクラスの機内食
ベルト着用サインが消えると機内食が配られます。飛行時間が非常に短いのでCAの方がテキパキと行動します。
機内食はびっくりのサンドイッチ1個と飲み物だけです。サンドイッチの中身はサーモンかローストチキンか選ぶことができます。超短距離路線なので、機内食が出るだけでも感謝しないといけませんね。
私はチキンサンドイッチを選択しました。お味の方はなかなかボリュームがあっておいしかったです。食べ応え抜群のサンドイッチでした。食事を終えると希望者にミネラルウォーターを配られ、あっという間にチャンギ国際空港に到着です。
世界中の空港ラウンジを1年間タダで利用する方法
世界中の空港ラウンジや空港レストラン、約1,300以上の施設をタダで利用できるプライオリティパス。
成田空港のANAラウンジで提供される軽食やドリンク
プライオリティパスで利用できるラウンジ内では、軽食やアルコールの提供、シャワールームの完備など、ワンランク上の海外旅行を楽しめる環境が整っています。
通常プライオリティパスを発行する場合、日本円で63,000円程度支払う必要がありますが、初年度年会費無料(通常:22,000円)のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下 セゾンプラチナアメックス)を発行すると、カードの付帯特典として無料でプライオリティパスを発行できます。
プライオリティパスで入室できるラウンジは、ANAラウンジやアシアナラウンジなど、航空会社の上級会員やビジネスクラス以上に搭乗しなければ利用できない航空会社のラウンジも一部入室OK。
プライオリティパスで入室できる日本国内のラウンジは下記の通り。
〜日本国内のプライオリティパスでアクセス可能なラウンジやレストラン〜
成田国際空港 | ・ANAラウンジ ・KALラウンジ(大韓航空) ・IASS Executive Lounge |
関西国際空港 | ・カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」 ・ぼてじゅう(レストラン) |
中部国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・プラザ・プレミアム・ラウンジ ・くつろぎ処(温泉&レストラン) ・海膳空膳(レストラン) ・The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(レストラン) |
福岡国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) |

※プライオリティパス本会員のみしかアクセスできないラウンジもありますがごく少数です。
とりあえず発行してみて、1年以内に解約するという方針も全然アリ◎
1年以内に解約すれば、実質タダでプライオリティパスを利用できることになります。
そのほか、全国にある高級レストランを2人以上で利用する際、1人分のレストラン費用が無料になる「セゾンプレミアムレストランby招待日和」や最大1億円の海外旅行保険付帯、JALマイルの還元率が1.125%など特典が盛りだくさん!
セゾンプラチナアメックスは間違いなく、発行しないと大損してしまうクレカでしょう。
ビジネスカードという位置付けですが、サラリーマンの方やフリーランスの方でもお申し込みできるのでご安心ください。
10分に1枚発行されるほど大人気のクレカのため、突然キャンペーンが終了してもおかしくありません。
初年度年会費無料キャンペーンが終了する前にぜひ、セゾンプラチナアメックスを申し込みをされてみてはいかがでしょうか。
飛行時間45分でもシンガポール航空のビジネスクラスは十分堪能できる
今回はクアラルンプール→シンガポール間の搭乗記をご紹介してきました。超短距離路線でありながらも、シンガポール航空の細かなサービスを受けることができました。やはり2019年の世界の航空会社ランキングで1位を獲得するだけはあります。
このような短距離路線のビジネスクラスに搭乗するのであれば、現金で購入するとかなり勿体無いので、マイルを使った特典航空を利用して予約することをおすすめします。
ぜひ参考にしてみてくださいね!