
ANAのマイルには2種類あります。
一つはみなさんご存知の特典航空券を交換するためのANAマイル、もう一つは飛行機に搭乗したときにのみ積算されるライフタイムマイル(LTマイル)です。
通常のマイルについてはある程度知っているけど、ライフタイムマイルって何?と思った方は今回の記事を読むことによって全ての謎が解決します。
今回は、ライフタイムマイルの概要とライフタイムのマイル数に応じて称号と特典が付与される、ミリオンマイラープログラムについて詳しくご紹介します。
Yusuke
- ホテルステイは年間70泊程度
- 年間5回以上マイルやポイントを駆使してお得に海外旅行を楽しむ
- これまで30枚以上のクレジットカードを保有した経験あり
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目次
ANAライフタイムマイルとは?
ANAライフタイムマイルとはマイレージクラブ入会から現在までの「総飛行距離」のことを指し、別名LTマイルとも呼ばれています。
ANAグループ便(ANA・ANAウィングス等)便に搭乗した場合は、「ANAライフタイムマイル」として、また提携会社運行便(スターアライアンスメンバー等)の場合は、「ライフタイムマイル」として加算される仕組みとなっています。
ライフタイムマイルは、搭乗分の区間基本マイレージ(100%)の数値が積算されます。
例えば、東京→ニューヨーク路線を片道搭乗した場合、区間基本マイレージが6,723マイルとなっているので、6,723LTマイル積算されるという仕組みです。
ANAマイルを貯める場合、ポイントサイトやクレジットカードのポイントなどを利用してマイルを貯められますが、ライフタイムマイルの場合、飛行機に搭乗した場合のみです。
また、飛行距離に応じてLTマイルは積算されるため、予約・搭乗クラス関係なく、飛んだ飛行距離分のLTマイルが積算されます。
そして注目のポイントは、ANA便の特典航空券を利用した場合も積算対象になるということです。
特典航空券で予約した場合、通常のANAマイルは積算されませんが、LTマイルは積算されます。
すると、このようにマイル口座残高とライフタイムマイル(LTマイル)の残高が表示されるようになります。
ミリオンマイラープログラムとは?
ミリオンマイラープログラムとは、ライフタイムマイルの獲得実績によって特典を享受できるサービスです。50万、100万~400万LTマイル達成ごとに様々な特典を獲得できます。
以下の表はLTマイル数に応じた獲得できる特典をまとめています。
LTマイル数 | 獲得できる特典 |
50万マイル | ネームタグ |
100万マイル(ANA+提携航空会社) | ネームタグ |
100万マイル | ネームタグ マイルの有効期限が生涯無期限 |
200万マイル | ネームタグ マイルの有効期限が生涯無期限 ANA SUIT LOUNGEの利用が生涯無料 |
300万マイル | ネームタグ マイルの有効期限が生涯無期限 ANA SUIT LOUNGEの利用が生涯無料 |
400万マイル | ネームタグ マイルの有効期限が生涯無期限 ANA SUIT LOUNGEの利用が生涯無料 |
50万マイル、100万マイル(ANA+提携航空会社)の場合はネームタグのみの付与となりますが、LTマイルを100万マイル以上超えると、3年間のANAマイルの有効期限が生涯無期限なります。
200万マイル以上取得するとさらにANAファーストクラス、ダイヤモンドメンバーのみ入ることの許されている「ANA SUIT LOUNGE」に生涯無料で入ることが可能になります。
ただし、国内線、国際線を運行するANA便に搭乗する場合にのみ利用でき、スターアライアンスメンバー加盟航空会社の運行便には利用できません。
どれも魅力的な特典ですが、達成するには相当な年月を費やす覚悟が必要でしょう。
ミリオンマイラーを達成するための具体的なフライト数
ここでは具体的にミリオンマイラーを達成するために必要な区間マイル数の具体例を数点ご紹介したいと思います。
例えば、東京⇆ニューヨーク路線は片道当たり区間マイレージ100%で6,723マイル獲得することが可能です。往復で言えば13,446マイルです。
すなわち、東京⇆ニューヨーク路線を約77回程度往復すると、100万ミリオンマイラーに達成します。
ANA SUIT LOUNGEを生涯無料で利用できる200万マイル以上超える場合は、往復で150回以上ですね(笑)
また、出張族の利用者が最も多い路線である東京⇆大阪(伊丹)間で考えてみると、片道当たり区間マイレージ100%で280マイルです。
往復で560マイルなので、100万ミリオンマイラーに到達するためには、往復で1750回搭乗する必要があります。200万ミリオンマイラーの場合はその倍ですから、3500回乗らなければなりません。
1日1往復したとしても、200万LTマイル達成には約10年程度の時間がかかります(笑)
ライフタイムマイルを効率良く貯める方法
ライフタイムマイルを効率良く貯める方法は以下の通りです。
ANA特典航空券を利用する
LTマイルは特典航空券を利用して飛行機に搭乗した場合でも、区間マイレージ100%で積算されます。
積算方法は、飛行機に搭乗後6ヶ月以内に事後登録することでマイルを積算できます。
空港カウンターではLTマイルの加算手続きは行うことはできないので注意しましょう。
私自身、最近になって特典航空券でもLTマイルを貯められるという情報を入手したばかりなので、次回以降は忘れずLTマイルをこつこつ積算して行こうと思います(笑)
ライフタイムマイルの確認方法・事後登録方法は、ANAマイレージクラブにログイン後、
「マイル」を選択。
こちらのページより、特典航空券で予約した航空券のLTマイル事後登録が可能です。
LTマイルは失効期限が存在しないので長期的に貯める方針が良い
通常マイルは有効期限が3年間と決まっており、その期間内にマイルを利用しなければ失効してしまうのですが、LTマイルの場合、マイルの失効は生涯ありません。
生涯かけてゆっくりマイルを貯められます。ミリオンマイラープログラムの特典を獲得するために、100万マイル,200万マイルといった壁はかなり高いと思います。
しかし、20年,30年かけてANAを利用していれば知らないうちにミリオンマイラーに到達してた!
なんてことも十分ありえます。なので、長期的に焦らず着実にマイルを貯めていきましょう。
羽田空港国際線にある特別なラウンジをタダで利用する方法
羽田空港第三ターミナルには、TIATラウンジという羽田国際空港が直接運営しているVIPラウンジがあります。
TIATラウンジはハワイアン航空やガルーダインドネシア航空などのビジネスクラスの搭乗客も利用するラウンジのため、ラウンジ内では軽食やアルコールの提供や、シャワールームの使用も可能です。
そんなTIATラウンジですが、実は年会費11,000円(税込)のエムアイカードプラスゴールドというクレジットカードを所有していると、カード本会員+同伴者1名まで無料でアクセス可能なんです。
エムアイカードプラスゴールドの主な特徴についてはこちら。
・海外のショッピングポイント率が2%
・所定の決済額に到達するとポイントの還元率が最大10%
・三越伊勢丹グループの決済であればポイントの還元率がいつでも8%
・三越伊勢丹の4,200円分クーポン配布
・最大1億円の海外保険
・貯まったポイントはANAやJALなどのマイルへ交換可能
・TIAT LOUNGEに同伴者1名まで無料で入室可能
・最大1億円の海外旅行傷害保険付帯
・海外キャッシングサービス
見ていただけると分かるように、海外旅行に特化したカードと言えます。
TIAT LOUNGEを2人で利用すれば7700円(税込)の料金が無料となるため、年に1回利用するだけでも年会費の元は十分取れます。
ピーチなど、LCCに搭乗する際でも利用できるところは嬉しいポイント。
さらに、3月31日までの期間限定で条件を満たせば年会費が無料になる激アツキャンペーンも実施中!
つまり、3月31日までに発行すれば、発行後1年間は無料でTIAT LOUNGEを何回も利用できることになります。
年会費無料になる条件も非常に簡単で、5万円以上の決済さえすれば達成できるので簡単!
①エムアイカードプラスゴールドに新規入会
②Webエムアイカード会員に登録
③エムアイカードを使った5万円以上のカード決済
キャンペーンが終了する前にとりあえず申し込んで、自分に合わないと感じたら1年後に解約しても良いかなと思います。
ぜひこの機会にエムアイカードプラスゴールドを発行し、無料で軽食やアルコールを楽しみ、出発までの快適なひとときを手に入れてみてはいかがでしょうか。
関連記事>>【2023年版】羽田空港TIAT LOUNGE訪問レビュー!無料で利用する方法もご紹介!
ミリオンマイラーになるためには時間とお金に余裕が無いと難しい
今回はANAのライフタイムマイルについて詳しくご紹介しました。
今回特にLTマイルについて理解して頂きたかったことは以下の内容です。
・100万マイルを超え、ミリオンマイラーとなると、マイルの有効期限が無期限、ANA SUIT LOUNGEを無期限に利用できる。
・マイルを利用した特典航空券であってもLTマイルは積算対象となる。
ぜひ参考にしてみてくださいね!