今回は2023年版の羽田空港ANAラウンジの訪問レビューをおとどけしていきます。
「ラウンジ内の様子はどんな感じ?」「提供されているアルコールや軽食は?」などなど、利用する前に気になるポイントを分かりやすく整理しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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110番ゲートと114番ゲートのANAラウンジの違い
羽田空港にはANAラウンジが2箇所あり、それぞれ110番ゲート付近、114番ゲート付近の2箇所にあります。
それぞれの大きな違いは、営業時間。以下の表をご覧ください。
110番ゲート | 114番ゲート |
5:00~ANA運航最終便出発まで 5:00以前のスターアライアンス便を利用される場合、オープン時より前に入室可能 |
6:00~11:00 |
一方で114番ゲートの場合、営業時間が限定されています。お昼〜夜にかけて利用できません。これはかなり不便。
スターアライアンス便を利用する搭乗客がANAラウンジに一気に集中するわけですから、大混雑して当然です。
ちなみに、成田空港は2020年3月29日から3つ目のANAラウンジをオープンしました。ラウンジの内観はANA THE Roomを監修した隈研吾氏が行なったそうです。
関連記事>>【2023年版】羽田空港のラウンジを無料で使えるクレカを紹介!国際線・国内線別
羽田空港国際線ANAラウンジへのアクセス方法
ラウンジへのアクセス方法は簡単。
出国審査後、左に進むと114番ゲート付近にANAラウンジ。右に進むと110番ゲート付近にANAラウンジがあります。
出発ゲートがどこか分からなくても、上の標識を辿っていけば迷子にはなりませんよ。
114番ゲート付近に到着すると、「航空会社ラウンジ」という標識があります。中に進むと、各航空会社のラウンジがどこにあるか分かります。
ANAラウンジの場合4Fです。同フロアには、クレカラウンジのSKY LOUNGEもあります。
6Fには、羽田空港国際線のラウンジで最も評価が高いとされているキャセイパシフィック航空のラウンジがあります。
こちらのラウンジはJAL線に搭乗する場合でもアクセス権があれば利用できます。
エスカレーターを昇ります。
エスカレーター右手にANAラウンジがあります。
ANAラウンジへ訪問!
さて、ラウンジの中に入っていきましょう。
左手がラウンジ、右手がシャワールームとなっています。シャワールームを利用されたい場合、受付にいるスタッフの方にお願いし、空きがあればそのまま利用できます。
114番ゲートのラウンジの場合、どの時間に訪問もしても基本的に待つことなく利用できますよ。
110番ゲートのANAラウンジより開放感があります。にもかかわらず、全然混雑していない。これなら出発時間までリラックスして過ごせます。
座席は一人掛けのソファー席が大半を占めます。窓側には仕事に集中できるデスクワークも完備。
おすすめは窓側の座席!離陸する飛行機や着陸する飛行機を眺めながら出発までのひとときを楽しめます。
続いて、ドリンクとフードを見ていきましょう。
ビールサーバーの銘柄はアサヒスーパードライと一番絞り
個人的にはプレモルを置いて欲しい。
ワインやリキュール類
P. Louis Martin Brut(ポール・ルイ・マルタン ブリュット)というスパークリングワイン。
市場にはほとんど出回っていることはないそう。今回は時間が無く試飲しませんでしたが、レビューを見ると、マスカットのような香りで、泡強めだそうです。
コーヒーマシーン。ワンタッチでブラックコーヒーやラテを作れます。
様々な種類のティーバッグがズラリ
お次はフード類を見ていきます。サラダの種類は豊富。かぼちゃのサラダが個人的には好きです。
クラッカーやチーズなどもあります。
数量限定のパン
ANAラウンジ名物のヌードルバー。
うどんやそば、ラーメンなどを注文できます。小腹が空いたときにぴったりの量で提供されるので、お腹が空いている人は様々なメニューを注文しても良いかも。
とろろわかめうどんを注文してみました。あっさりダシで食べやすく、食欲が湧いてくる味です。これはおいしい。
一年ほど前、ANAラウンジを訪問した際に食べた山菜うどんです。とてもおいしかったのですが、メニューから消えていました。個人的には山菜うどんがANAラウンジのメニューで一番おいしいと思っていただけに、メニューから消されていて残念。
一番人気のスパイシーチキンカレーも食べてみました。
スパイスの効いたガチのカレーというより、家庭的な風味で、どこかなつかしい味わい。老若男女誰でも食べやすいカレーです。
また、ANAラウンジではシェフサービスを実施しており、羽田空港114番ゲートのANAラウンジ限定で、毎朝9:00~10:30まで「だし茶漬け」の提供があります。
無添加のだし汁と、三重県産のあおさ海苔を使ったこだわりの一品。トッピングは、梅、明太子、鮭から選べます。
今回はタイミングがよく、お茶漬けを食べられました。スタッフの方が丁寧に作ってくれます。
今回は鮭茶漬を選択してみました。
優しいダシで、海苔の風味も香り高く、上品なお茶漬けでした。食欲が無い方でもあっという間に完食できます。海外に行く前に食べるのに最適な一杯でした。
午前便を利用される方は、早めに空港に到着してだし茶漬けを堪能してください。
ちなみに、成田空港のANAラウンジはシェフが目の前で「握り鮨」を提供しています。
以前、成田空港のANAラウンジを訪問した際に利用してみましたが、期待するほどではなかった...
また、羽田空港国際線ターミナルのカードラウンジをまとめている記事もあります。
年会費5,500円(税込)のクレジットカードの発行で利用できる、ビジネスクラスや航空会社の上級会員の方も利用するTIATラウンジについても詳しくまとめています。
シャワールームも利用してみた
この機会にシャワールームも利用してみることにしました。
受付のスタッフの方にシャワールームの利用の旨を伝えるとカードキーをもらえます。シャワールームにはカードキーをタッチして入室します。便利ですね。
シャワールーム内はダークカラーを基調としていてシックでおしゃれ。
アメニティの種類も豊富。歯ブラシや髭剃りの用意もあります。また、雪肌精の化粧水や乳液の用意もあります。
ここまで、アメニティの種類が豊富なのは日本のラウンジぐらいでしょう。海外のラウンジのシャワールームなんて、逆にアメニティがあること自体珍しいですからね。
バスタオルやハンドタオルはビニール袋に入った状態
簡易的なスリッパの用意もあり
ドライヤーはダイソン社製のもの。使ってみたい方も多いのではないでしょうか?
使ってみて、髪の乾き度はやはり早い。
ですが、髪をセットするときにやや利用しづらい。ヘアサロンにあるような先の尖ったヘアドライヤーの方が使いやすい印象でした。
シャワーはヘッドタイプとレインタイプ、さらにマッサージ用のシャワー付き。マッサージ用のシャワーは人生で一度も利用したことはありませんでしたが、使ってみるとハマッてしまいます。自宅のシャワーにも搭載したい。
ちなみに、マッサージ付きのシャワーは110番ゲートには設置されていません。
バスアメニティはポンプ式。ブランドはタイの有名ブランドTHANN。柑橘系のアロマの香りがするもので、匂いにクセは無く誰でも利用しやすいアメニティでした。シャンプーの泡立ちもよかったです。
さすが、日本のラウンジ。清潔感やアメニティは世界ナンバーワンといっても過言ではないでしょう。
世界中の空港ラウンジを無料で利用する方法
軽食やアルコール、シャワールームが完備されており、出発まで極上のひとときを過ごせる、空港ラウンジ。
そんな空港ラウンジですが、「プライオリティパス」という会員に入会すると、世界約1,300以上の空港ラウンジや空港レストランをタダで使い放題できます!
ただし、プライオリティパスの入会するためには、約65,000円の年会費のため超高額...
ですが、初年度年会費無料(通常:22,000円)のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下 セゾンプラチナアメックス)を発行するだけで、完全無料でプライオリティパスが付帯されます!
日本国内のプライオリティパスでアクセスできる空港ラウンジや空港レストランは下記の通りです。
〜【日本国内】プライオリティパスで無料利用できるラウンジやレストラン〜
成田国際空港 | ・IASS Executive Lounge ・I.A.S.S Superior Lounge -NOA- ・I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- ・ナインアワーズ(シャワー&仮眠無料、宿泊3,400円引き) ・鉄板焼 道頓堀 くり田(大阪道頓堀セットor鉄板焼ステーキセット) |
羽田国際空港 | ・TIAT LOUNGE |
関西国際空港 | ・ANAラウンジ ・カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」 ・ぼてじゅう(3,400円割引) ・カフェラウンジ「NODOKA」(3時間プランor3,400円割引) |
中部国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・プラザ・プレミアム・ラウンジ ・ぼてぢゅう(ぼてぢゅうセットor大阪道頓堀セット) ・くつろぎ処(温泉&レストラン) ・海膳空膳(レストラン) ・The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(レストラン) |
福岡国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) |
注目点として、ANAラウンジやKALラウンジなど、航空会社の上級会員やビジネスクラス以上に搭乗しなければ利用できない航空会社直営のラウンジもプライオリティパスを所有しているだけで利用できます。
また、ぼてじゅうなどの空港レストランを利用できる点もポイントが高い!
参考として、プライオリティパスを発行できるクレカの比較表を作成してみました。
やはりセゾンプラチナアメックスは他のクレカと比較してもお得で魅力的なカードと言えます。
そのほか、全国にある高級レストランを2人以上で利用する際、1人分のレストラン費用が無料になる「セゾンプレミアムレストランby招待日和」や最大1億円の海外旅行保険付帯、JALマイルの還元率が1.125%などなど、特典が盛りだくさん!
とりあえず発行して、1年以内の解約も全然アリ◎
1年以内に解約すれば、無料でプライオリティパスのラウンジを楽しめることに。
楽天プレミアムカードを既に所有している方は、2025年より年5回までの利用制限になるため乗り換えもおすすめ。
セゾンプラチナアメックスはビジネスカードという位置付けですが、サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込みできるのでご安心ください。
余談ですが、私は年収300万円程度のときに申し込みを行い審査通過。
プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高いのかもしれません。
さらに2023年10月2日(月)~2023年12月31日(日)までの期間限定で、交通ICカードのチャージや公共料金の支払いをセゾンプラチナアメックスで行うと、もれなく最大3,000円のキャッシュバックも実施中!
セゾンプラチナアメックスは間違いなく発行しないと絶対に後悔してしまうクレカでしょう。
初年度年会費無料(通常:22,000円)キャンペーンが終了する前に、セゾンプラチナアメックスを発行して、ワンランク上の空の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
羽田空港国際線のANAラウンジは114番ゲート付近のラウンジを訪問しよう
今回は、羽田空港国際線のANAラウンジの訪問記をお届けしてきました。
一言、114番ゲート付近のANAラウンジは快適すぎる!
110番ゲート付近のANAラウンジに比べて、混雑していないので、出発時刻までゆっくり過ごせて、タイミングが良いと絶品のお茶漬けを食べられてもう最高です!!
この後、ANAの最新ビジネスクラスThe Roomに搭乗してロンドン・ヒースロー空港へ向かいました。
The roomの搭乗レビューはこちら。