ANAの航空券の運賃には様々なタイプがあります。
その中でも航空券が安く、予約を取りやすいと好評のANAスーパーバリューアーリー運賃。
通常よりも早く航空券を予約&購入できるため、どうしてもその日に飛行機に乗らなけれなばならない!といった場合に便利な運賃です。
そこで今回は、ANAスーパーバリューアーリーのルールやキャンセル方法、実際にどのくらい安くなるのか?などみなさんが疑問に思っている点を詳しく解説していきます。
ANAスーパーバリューアーリーの知識を持っていれば、時期によって、今まで高く支払っていた航空券代が驚くほど安く済むようになります。
ぜひ最後まで読み進めてくださいね!
タップできるもくじ
ANAスーパーバリューアーリーとは?
ANAスーパーバリューアーリーとは、ANAマイレージクラブ会員限定の国内線予約プランです。
通常、航空券を予約できるタイミングは各航空会社が発表する運行ダイヤが確定してからですが、ANAスーパーバリューアーリーの場合、運行ダイヤが確定する前の搭乗日355日前の9:30から予約することができます。
また、ANAスーパーバリューアーリーは子供運賃の設定もあります。
これってすごく便利ですよ!
例えば、毎年お盆休みや年末年始に帰省することが分かっていたり、約1年後のアーティストのイベントに参加することが事前に分かっていればアーリー価格でお得に予約できます。
ANAスーパーバリューアーリーのキャンセルの仕組み
予定の変更も考慮してキャンセルのルールを確認しておきましょう。
ANAスーパーバリューアーリーで航空券を予約した場合、予約変更を行うことはできません。どうしても予約変更をしたい場合は航空券を払い戻し、航空券を予約し直す必要があります。
予約キャンセルの仕組みは以下の通りです。
予約キャンセル料=払い戻し手数料(1区間430円) + 取り消し手数料(運賃額の30~60%程度)
払い戻し手数料は1区間当たり請求されるので、往復をキャンセルする場合、2区間860円が発生します。
取り消し手数料に関しては以下の表をご覧ください。
取り消し手数料は搭乗日に近づけば近づくほど上昇します。
ただし、航空券を購入してから搭乗日55日前までは取り消し料は発生しません。搭乗日55日前までにキャンセルをすると、払い戻し手数料だけ支払うことになります。
例えば、2020年12月17日東京→福岡の航空券をスーパーバリューアーリー料金で購入した場合、片道料金は25,290円です。
25,290円で予約した航空券を搭乗日45日前にキャンセルした場合、以下のような式になります。
25,290円 - 払い戻し手数料(430円) - 取り消し手数料(7,587円) = 17,273円
払い戻し手数料と取り消し手数料を差し引いた17,273円がご自身のクレジットカードや銀行口座に払い戻しされるという仕組みです。
取り消し手数料を取られてしまうのはもったいないので、予約変更をされる場合は55日前までに行うことをおすすめします。
積算マイル数は?
ANA SUPER VALUE EARLY(子供運賃)の場合、積算率100%,
ANA SUPER VALUE EARLYの場合、積算率75%となっています。
ANAスーパーバリューアーリーは本当に安いのか検証してみた!
ここでは、ANAスーパーバリューが本当に安いのか実際に調査してみたのでご紹介していきます。
この記事を執筆している日付が2019年の12月15日なので、ANAスーパーバリューを利用すると2020年12月4日までの航空券を予約することができます。
例えば、東京→福岡の航空券を調べてみると、上のような価格一覧が表示されました。
フレックスという通常料金が42,090円に比べ、ANAスーパーバリューアーリーは25,290円と通常運賃に比べて、お手頃な価格で予約することができます。
ただ、私の経験上、ちょっと高いなぁと思いました。
私はANAを利用する際、基本的にスーパーバリューを利用して予約するのですが、例年12月上旬の東京⇄福岡だと、15,000円~20,000円程度で予約できることが多いのでスーパーバリューアーリーは一番お得に予約できるプランでは恐らくないですね。
ゴールデンウィークやお正月、お盆といった航空券が高騰する時期を狙って予約するとANAスーパーバリューアーリーの威力が発揮されるはず。
世界中の空港ラウンジを無料で利用する方法
軽食やアルコール、シャワールームが完備されており、出発まで極上のひとときを過ごせる、空港ラウンジ。
そんな空港ラウンジですが、「プライオリティパス」という会員に入会すると、世界約1,300以上の空港ラウンジや空港レストランをタダで使い放題できます!
ただし、プライオリティパスの入会するためには、約65,000円の年会費のため超高額...
ですが、初年度年会費無料(通常:22,000円)のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下 セゾンプラチナアメックス)を発行するだけで、完全無料でプライオリティパスが付帯されます!
日本国内のプライオリティパスでアクセスできる空港ラウンジや空港レストランは下記の通りです。
〜【日本国内】プライオリティパスで無料利用できるラウンジやレストラン〜
成田国際空港 | ・IASS Executive Lounge ・I.A.S.S Superior Lounge -NOA- ・I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- ・ナインアワーズ(シャワー&仮眠無料、宿泊3,400円引き) ・鉄板焼 道頓堀 くり田(大阪道頓堀セットor鉄板焼ステーキセット) |
羽田国際空港 | ・TIAT LOUNGE |
関西国際空港 | ・ANAラウンジ ・カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」 ・ぼてじゅう(3,400円割引) ・カフェラウンジ「NODOKA」(3時間プランor3,400円割引) |
中部国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・プラザ・プレミアム・ラウンジ ・ぼてぢゅう(ぼてぢゅうセットor大阪道頓堀セット) ・くつろぎ処(温泉&レストラン) ・海膳空膳(レストラン) ・The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(レストラン) |
福岡国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) |
注目点として、ANAラウンジやKALラウンジなど、航空会社の上級会員やビジネスクラス以上に搭乗しなければ利用できない航空会社直営のラウンジもプライオリティパスを所有しているだけで利用できます。
また、ぼてじゅうなどの空港レストランを利用できる点もポイントが高い!
参考として、プライオリティパスを発行できるクレカの比較表を作成してみました。
やはりセゾンプラチナアメックスは他のクレカと比較してもお得で魅力的なカードと言えます。
そのほか、全国にある高級レストランを2人以上で利用する際、1人分のレストラン費用が無料になる「セゾンプレミアムレストランby招待日和」や最大1億円の海外旅行保険付帯、JALマイルの還元率が1.125%などなど、特典が盛りだくさん!
とりあえず発行して、1年以内の解約も全然アリ◎
1年以内に解約すれば、無料でプライオリティパスのラウンジを楽しめることに。
楽天プレミアムカードを既に所有している方は、2025年より年5回までの利用制限になるため乗り換えもおすすめ。
セゾンプラチナアメックスはビジネスカードという位置付けですが、サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込みできるのでご安心ください。
余談ですが、私は年収300万円程度のときに申し込みを行い審査通過。
プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高いのかもしれません。
さらに2023年10月2日(月)~2023年12月31日(日)までの期間限定で、交通ICカードのチャージや公共料金の支払いをセゾンプラチナアメックスで行うと、もれなく最大3,000円のキャッシュバックも実施中!
セゾンプラチナアメックスは間違いなく発行しないと絶対に後悔してしまうクレカでしょう。
初年度年会費無料(通常:22,000円)キャンペーンが終了する前に、セゾンプラチナアメックスを発行して、ワンランク上の空の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ANAスーパーバリューアーリー運賃を使った航空券の予約は繁忙期がおすすめ!
今回はANAスーパーバリューアーリーの概要からキャンセル方法など幅広くご紹介してきました。
先ほどもお伝えしたように、ANAスーパーバリューアーリーはANAの予約クラスの中で一番お得な運賃ではありません。
とにかく安く航空券を予約したい!という方はANAスーパーバリューを利用されてみてください。
一方でANAスーパーバリューアーリーはゴールデンウィークやお盆、お正月といった航空券がなかなか予約しづらい、料金が高騰する時期に最も威力を発揮する運賃ですね。
ぜひ参考にしてみてください!