
ハイアットリージェンシーバンコクは、2018年に開業したバンコクの中でも比較的新しいラグジュアリーホテルです。
宿泊料金は、パークハイアットやグランドハイアットに比べるとリーズナブルにも関わらず、高評価のレビューをされている方が多かったので、3泊宿泊してみることにしました。
今回から全3回に分けて、ハイアットリージェンシーバンコクの魅力について存分にお届けしていきたいと思います。第一回に当たる今回は、お部屋やルーフトップバーを中心にご紹介していきます!
バンコクのホテル探しの参考になれば幸いです。
もくじ
【全3回】ハイアットリージェンシーバンコク宿泊記
【第一回】ハイアットリージェンシーバンコクのお部屋とルーフトップバー
【第二回】ハイアットリージェンシーバンコクの朝食
ハイアットリージェンシーバンコクへのアクセス
ハイアットリージェンシーバンコクは、BTSスクンビット線ナナ駅が最寄りです。
スワンナプーム国際空港から向かうには、空港鉄道の終着駅であるパヤータイ駅からスクンビット線に乗り換え約45分程度で到着します。
タクシーを利用する場合は、道路の渋滞の状況にも寄りますが、高速を利用して約1時間程度で到着します。料金は400~500バーツ程度です。

また、駅直結型のホテルなのでスコールなどが起きた際も雨に濡れずホテルへアクセスできます。
ハイアットリージェンシーバンコクにチェックイン
2018年に完成したばかりということもあり、清潔感があります。ブラウンを基調にしたモダンなデザインはどこか温もりを感じる空間です。天井が高いのでより開放感溢れる空間です。
お昼の12時ごろにホテルに到着したのですが、お部屋の準備ができているということなので、早速チェックインを済ませます。(通常のチェックイン時間は15:00~)
チェックインに必要な必要事項を記入していると、ウェルカムドリンクとおしぼりのサービスがありました。
おしぼりはキンキンに冷えていて、外の暑さを忘れさせてくれます。ドリンクは不思議な味でよくわからなかったです(笑)
チェックインの際に日本語表記の館内情報が記された紙をいただきました。
日本人スタッフの方もいらっしゃるようなので、初めてバンコクを訪れる方にも安心して利用できます。何か困ったときは、日本語でコミュニケーションできるとやっぱり安心です。
チェックインカウンターのお隣には、デトックスウォーターとミネラルウォーターが置いてあります。ホテルに戻ってきて喉が乾いている時に利用させてもらいました。
ハイアットリージェンシーバンコクは4階にレストラン、6階にフィットネスルームと屋外プール、27階にクラブラウンジ、29階にルーフトップバーがあります。
クラブラウンジ以外は全て訪問してみたので、後ほどご紹介していきたいと思います。
チェックインも済ませ、いよいよお部屋へと向かいましょう。
ハイアットリージェンシーバンコクのお部屋
お部屋へ続く廊下も間接照明を上手く利用していて高級感がありますね。
今回は22階のスタンダードなお部屋にアサインされました。
天井が広く、開放的なお部屋です。
ハイアットリージェンシーってシンプルラグジュアリーなイメージが強く、良くも悪くも特徴の無いお部屋が多いのですが、バンコクのハイアットリージェンシーは、ブラウンやウッドテイストを基調にしたモダンな作りをしていて、私好みの空間でした。
窓からは、スクンビットの街並みを眺めることができます。なかなか良い景色ですね。
ベッドはキングサイズです。一人で寝る分には十分過ぎる大きさ。マットは固すぎず、柔らかすぎずと絶妙な硬さでしっかり熟睡することができました。
ベッドサイドには、Bluetoothスピーカー付きの目覚まし時計が置いてあります。スマホとの接続もしやすく、滞在中はずっと好きな音楽を流していました。
お部屋の照明スイッチも細かく設定されていて、お好みで明るさや暗さを調節できるのも嬉しい点です。
カーテンに関しては手動で開閉する必要があります。ボタン一つで開閉するシステムだと便利なんですけどね...
テレビはLG製のものでした。画質も良く、チャンネルの種類も豊富です。日本の番組はNHKプレミアムのみでした。
ワーキングデスク横には、USB充電の差込口や日本語対応のコンセントの差込口があるので、日本から変圧プラグを持参しなくても大丈夫です。
エアコンの温度調節もボタン一つで簡単に調節することができます。1度単位で温度調節をすることができるので、ホテルの空調が問題で体調を崩してしまうという心配はありません。
ミニバーには、ティーパックとインスタントコーヒー、無料のミネラルウォーター(1泊につき4本)が置かれています。
ミネラルウォーターはペットボトルではなく、瓶タイプです。瓶タイプって超不便ですよ。重たいし、外に持ち歩くこともできない。バンコクに滞在中、ハイアットリージェンシー以外に2箇所ホテルに宿泊したのですが、どこも瓶タイプのものでした。バンコクのホテルでは瓶タイプのミネラルウォーターが一般的なのでしょうか?
あと、ネスプレッソマシーンが無かったのはちょっと残念。ハイアットリージェンシークラスのグレードであれば置いていてもおかしくないと思ったのですが、置いてなかった...
ティーパックは「Chaidim」というタイのオーガニックティーのブランドです。4種類置かれています。
ティーカップもタイのブランドでした。
冷蔵庫の中には、ドリンクがぎっしり詰まっています。
ですが、若干余裕があるので、購入したドリンクやフルーツを冷やすことはできましたよ。
スナック類の種類も豊富です。
ミニバーのお値段はホテル価格と思いきや、意外にも安く、100バーツ(日本円で350円)で統一されています。これぐらいの価格帯であれば、小腹が空いたときに気軽に利用することができて便利ですね。
クローゼットの中には、バスローブとスリッパ、ハンガーが置いてあります。バスローブは今まで宿泊したホテルの中で一番着心地がよかったかも。とにかくふかふかしていて着心地抜群でした。
スリッパはビジネスホテルにあるような簡易的なものではなく、ふかふかしたタイプです。
洗面台は、シングルタイプのものでした。
一人で使う分には問題ないですが、複数人で利用する場合、ダブルシンクの方がやっぱり便利です。TOTO製のもので、温度調節はしやすかったです。
アメニティは歯ブラシや髭剃りといった基本的なものしか置いてありませんでした。個人的にはコームやマウスウォッシュなど置いていて欲しかった...
バスタオルやフェイスタオルはシンク下の収納棚に綺麗に置かれています。
トイレはTOTO製のものです。ですが、ウォシュレット機能は付いていませんでした。
スタンダードタイプのお部屋にもバスタブは付いています。縦長で思いっきり足を伸ばすことはできるのですが、浴槽が浅いので、肩まで浸かりたいという方には少々残念かも。
また、バスタイムを楽しくしてくれるバスソルトの用意はありませんでした。
シャワールームはヘッドタイプのシャワーとレインシャワーが置かれています。
水圧に関しては、うーん。微妙。といった感じ。日本人には物足りないかもしれません。
バスアメニティは、ハイアットリージェンシー共通のPortico SPA社のものです。
ハイアットリージェンシーでよく見かける種類とはまた別の種類のアメニティでした。アロマベースの香りで男性、女性問わず使いやすいかと思います。シャンプーの泡立ちもよかったですよ。髪がきしむこともありませんでした。
ワンドリンクチケットを貰ったのでバーに行ってみた!
今回は宿泊特典として、29階のバーで利用できるワンドリンクチケットを貰ったので行ってみることにしました。
バーは2フロアに分かれています。室内のバーでは、JAZZの演奏を楽しみたい方向け、ルーフトップバーはクラブミュージックを聞きながら、バンコクの夜景を眺めたい方向けのバーとなっています。
訪問した日が週末ということもあり、外国人で賑わっていました。ドレスコードも厳しく制限されていないので、ラフな格好で訪れることができます。敷居も高くないので、初めてのホテルバーにおすすめの場所です!
バーの奥では日替わりでDJが音楽を流してくれています。
夜景を眺めながらお酒を楽しみたい方は、カウンター先がおすすめ!
バンコクの最高の夜景を眺めることができます。地上は蒸し暑くて歩くだけで汗が流れますが、ルーフトップバーは風が通っていて気持ち良い!日本では絶対にできない体験です。
この景色を見ただけで、「バンコクに来てよかった!」そう思わせてくれます。
また、お酒を飲みながら、パートナーや友人とおしゃべりを楽しみたい方は、半個室になっているソファ席もありますよ。
そして、どのドリンクもお手頃価格で注文できるのでお財布に優しいバーです!
ビールが190バーツ(680円程度)、ハウスワインやシャンパンも350バーツ(1250円程度)とリーズナブル!バンヤンツリー やルブアアットステートタワーに比べると全然安いです。
ワンドリンクチケットを持っていたのでシャンパンを注文しました。喉が乾いているときに炭酸って最高ですよね。おつまみに、ピリ辛のピーナッツを貰うことができます。
シャンパンにバンコクの夜景と最高の組み合わせで非日常を体験することができました。
あまりにも居心地が良かったので、次の日も訪問してお酒を楽しみましたよ。スタッフの方の接客も良く、上質な時間を過ごすことができました。
ハイアットリージェンシーはコスパ最強のホテル
ハイアットリージェンシーバンコクはナナ駅という繁華街に位置しながら、都会の喧騒を忘れさせてくれる上質な空間を提供しているホテルでした。
宿泊料金も日本のハイアットリージェンシーに比べるとリーズナブルな価格設定なので、バンコクへ訪れた際はぜひ宿泊してみることをおすすめします。