
日本からたった3時間半程度で非日常を味わうことのできるグアム。
時差も1時間程度で海外旅行初心者にもおすすめできる国です。しかし、手軽に訪れることができる反面、物価やホテルの宿泊料金が高く、なかなか旅行に行くことが難しいと思われている方が多いのではないでしょうか?
そんな場合は、JALマイルを使用して特典航空券を予約することがおすすめです。特典航空券を予約すれば、航空券代を最小限に抑えることができ、年に数回グアム旅行へ行くことも十分に可能です。
そこで今回は、マイルを使ってグアムの特典航空券を予約するための基本情報、使用機材、使い方などを中心にご紹介して行きます!
家族連れ・カップルで旅行計画を立てている方必見です!
・日本⇆グアム線の必要マイル数
・日本⇆グアム線の使用機材
・マイルを使って特典航空券を予約する方法
目次
JALマイルでグアムに行くための基本情報
まずJALマイルでグアムに行くための基本情報を確認していきましょう!
JALマイルにはANAマイルと違い、シーズンによるマイルの変動はありません。以下の表をご覧ください。日本⇆グアム線の必要マイル数になります。
搭乗クラス | 必要マイル数(往復) |
エコノミークラス | 20,000マイル |
ビジネスクラス | 45,000マイル |
JALの場合、曜日限定のディスカウントマイルやJALカード割引を利用して、通常のマイル数より少ないマイル数で予約することができるのですが、グアム線は残念ながらそのようなシステムはないようです。
一方でANAマイルの必要マイル数を比べてみると、
搭乗クラス | 必要マイル数(往復) |
エコノミークラス | 20,000マイル |
ビジネスクラス | 40,000マイル |
となっています。ANAマイルを使ってグアムに行く場合は、同じスターアライアンスに所属しているユナイテッド航空を利用します。
ビジネスクラスで比べるとややANAの方が必要マイル数は少ないですね。
ANAマイルを利用してグアムに行く方法やユナイテッド航空を利用してグアムに行く方法について気になる方は以下の記事をご覧ください!
話をJALマイルに戻します。
ここからかなり重要なポイントになりますが、JALマイルは2018年12月4日から「JAL国際線特典航空券PLUS」という新しいルールを設定しました。
このルールを簡単に説明すると、
・以前よりも特典航空券の枠が大幅に増え予約しやすくなった
・予約しやすくなった分、時期によっては今までのマイル数よりも最大8倍程度必要マイル数が多くなった
・地域によってはデフォルトの必要マイル数が減額になった地域もある
このようなルールとなりました。
残念ながらグアム線は減額対象外地域となり、以前よりもマイルを使った特典航空券を予約しやすくなった反面、必要マイル数が増えたという結論になります。
以下の表が「JAL国際線特典航空券PLUS」を適用させた場合の必要マイル数です。
搭乗クラス | 必要マイル数(片道) |
エコノミークラス | 10,000~59,000マイル |
ビジネスクラス | 22,500~90,000マイル |
夏休みの繁忙期などに予約する場合は、エコノミークラスの往復特典航空券を1セット予約するだけで、11,8000マイルも必要となる場合があります。
時期によってはありえない!!と思うぐらいマイル数が必要になるということになります。
また、補足として特典航空券を予約したが航空券をキャンセルしたい場合は、旅行開始前日の23:59分までだと取り消し料金3,100円で対応することが可能です。
ANAの場合、取り消し料に現金ではなく、3,000マイル発生するのでマイルの価値を考慮すればJALの取り消し手数料は良心的な価格設定だと思います。
日本⇆グアム線の使用機材とシート
JALの日本グアム線は1日1往復成田⇆グアム線間を結んでいます。時刻表は以下の通りです。
出発→到着 | 所要時間 |
東京(成田)09:40 →グアム14:25 | 3時間45分 |
グアム10:20 →東京(成田)15:05 | 3時間45分 |
そして日本グアム路線で使われる機材はボーイング767-300ER(763)型機です。
ビジネスクラスの場合は、JAL SKY SUITE Ⅱというシートが使われています。日本⇆グアム路線は短距離路線にも関わらずフルフラットシートになるシートです。
目的地に到着するまでこのようにシートをベッドにして横になることもできるので、とても贅沢です!画面ディスプレイも15.4インチと非常に大きいので大画面で映画を楽しむこともできます。
また、エコノミークラスの場合は、JAL国際線エコノミークラスの最新シートである、「JAL SKY WIDER」を導入しています。
シートのピッチ感覚は84~86cmと非常にゆったりとした作りになっています。子供連れのパパ・ママにも嬉しいサイズですよ!
また、シート感覚がゆったりとした設計だけでなく、ペットボトル・スマホホルダー、PC電源なども装備しており、他社路線で差別化できるような最上級のエコノミークラスのシートだと思います。
また、エコノミークラスの機内食には定評があり、世界のエアラインの中でも非常に高い評価を受けています。
私も以前、ソウルから日本に帰国する際にJALのエコノミークラスを利用して機内食を食べましたが本当においしかったです。
海外の航空会社を利用すると、日本人の口に合わないような味付けが多いので、やはり日本のフラッグキャリアの料理は大満足になること間違いなしですね。
特典航空券で予約する際のシュミレーション
ここでは簡単に特典航空券を予約する際のシュミレーションを行なっていきたいと思います。
JALの国際特典航空券予約の検索はJALマイレージクラブ→マイルを特典航空券に交換→国際線特典航空券で検索することができます。
エコノミークラスの場合
まずはエコノミークラスです。
画像を見てわかるように、1週間で片道の基本マイルの10,000マイルから最大36,000マイルまでと予約する日によって必要になるマイル数が大きく異なることがわかります。
また、特典航空券を予約する際の注意点として、完全にマイルだけで特典航空券を予約することはできず、マイルにプラスで空港税や手数料を現金で支払う必要があるので覚えておきましょう。
ちなみに往路、復路で出発する空港がもちろん異なるので、それに伴い必要になってくる空港税や手数料も異なるのでその点も理解しておきましょう。
ビジネスクラスの場合
ビジネスクラスの場合も片道の基本マイル数となる22,500マイルから最大36,000マイルまでと必要マイル数が日にちによって大きくことなることが分かります。
JALマイレージクラブはANAマイレージクラブと異なり選択した日にちの前後4日間が表示されており、いつ予約すれば最もお得に特典航空券を予約することができるか簡単に調べることができます。
よく探せば基本マイルで特典航空券を予約することは十分可能なので、マイルを無駄遣いしないためにもなるべく基本マイルで予約するようにしましょう!
マイルを貯めてグアム線の特典航空券を予約しよう!
今回はJALマイルを利用してグアム線の特典航空券を予約するための基本情報、使用機材、予約する方法についてご紹介してきました。
「JAL国際線特典航空券PLUS」が導入されたことにより、ANAに比べ比較的簡単に特典航空券を予約することができるようになりましたが、以前よりも必要マイル数は増加してしまいました。
ですが、よく探せば基本マイル数で予約することは十分に可能なので、基本マイル数を利用してグアムへ旅行に出かけましょう!
ぜひ参考にしてくださいね!