クアラルンプール国際空港は東南アジアのハブ空港ということもあり、トランジットで利用する方も多いのではないでしょうか?
深夜到着や早朝便を利用する場合、空港ホテルの利用を検討されている方も多いはず。
そこで今回はクアラルンプール国際空港の空港ホテルで実際に宿泊してみてよかったホテルやホテル選びをするときに見つけたおすすすめのホテルをご紹介していきます!
目次
クアラルンプール国際空港内のホテルはどこにある?
クアラルンプール国際空港のターミナルは大きく分けて第一ターミナルのKLIAと第二ターミナルのKLIA2があります。
KLIAは主に大手航空会社(マレーシア航空、シンガポール航空、ANA、JALなど)が離発着を行うターミナル、KLIA2は主にLCC(エアアジア)などが離発着を行うターミナルとなっています。
そして、空港内にあるホテルはKLIA2に集中しており、KLIAを利用される方は「サマサマホテルKLIA」というターミナルから徒歩10分程度の場所にある高級ホテルしか存在しません。1泊15,000円程度の宿泊料金なので、KLの中心地にある5つ星ホテルの価格帯とほぼ変わりません。
なので、多くの方がKLIA2付近にあるトランジットホテルの中から選ぶことになります。KLIA離発着の便を利用する際は、ターミナルが異なるので注意が必要です。
KLIA2〜KLIA間を利用する場合、無料シャトルバスが随時運行されています。しかし、シャトルバスに乗ると移動に30分以上かかります。(直通のシャトルバスではなく経由地があるため。)
なので、ターミナル間の移動をする場合には、空港鉄道のKLIAエクスプレスの利用をおすすめします。
KILA2⇄KLIA間のお値段は2リンギ(日本円で50円ほど)と安い。
乗車時間2分程度でKLIAに到着します。たった50円支払えば、ターミナル間をたった2分で移動することができるので使わない手はありません。ぜひ利用してみてください。
クアラルンプール国際空港内のおすすめホテル
それではここからは、実際に宿泊してよかったトランジットホテルとおすすめのトランジットホテルを厳選してご紹介していきます!
空港直結型でリーズナブルなのに、清潔感や広さもあるエアロテル
清潔感がありつつ、リーズナブルな価格で快適な宿泊を楽しみたい!という方におすすめのホテルが「エアロテル」です。
エアロテルはKLIA2のモール内にあり、空港直結のトランジットホテルのため利便性は抜群。
宿泊の1ヶ月前に価格を見てみると、12時間のトランジット利用でツインルームで4,700円(朝食付き)と非常にリーズナブルな価格。
これは宿泊せねば!と思い宿泊してみました。
エアロテルの場合、6時間、12時間、1泊と自分の滞在したい時間に合わせて宿泊プランを調整できるのも嬉しいポイント。
チェックインカウンターはまだ完成したばかりなのか清潔感があります。チェックインを簡単に済ませ、お部屋に入っていきましょう。
お部屋のあるエリアに入室するためには、カードキーをタッチして解錠する必要があります。トランジットホテルにしてはセキュリティ度は高め。女性の方でも安心して利用できそう。
お部屋はトランジットホテルとは思えないほど、清潔感があります。ベッドも固めの作りをしていて眠りやすかった。
ただ、窓が無いので圧迫感が感じるのと、廊下の声がまる聞こえだったのはマイナスポイント。
トランジットホテルにも関わらず、ミネラルウォーターのとインスタントコーヒーやティーバッグが置いてあったのは驚きです。ですが、冷蔵庫などはありませんでした。
机とテレビ周りもコンパクトにまとめてあります。
コンセントの差し込み口は日本のコンセントに対応しています。わざわざ変圧プラグ等を利用する必要はありません。フリーWiFiも通っており、速度も早く動画もサクサク見ることができました。
ドアの入り口付近に大きな鏡とハンガー
水回りも非常に清潔感があります。スリッパ、歯ブラシ、シャワーキャップなど必要最低限のものは揃っていましたよ。
そして、今回の滞在で一番感動したのが、シャワーです。とにかく水圧が強い。
海外ホテルのシャワーってどこも水圧が弱く、シャワーをしている感覚があまり無いのですが、エアロテルのシャワーの水圧はめちゃくちゃ強い。日本人誰もが納得するシャワーです。
価格、清潔感、シャワーの水圧、ターミナルへのアクセスなどを踏まえると、エアロテルの満足度はめちゃくちゃ高いです。
もしクアラルンプールのトランジットホテル選びで悩まれたらエアロテルを選べば失敗することはありません。自身を持っておすすめできます!
チューンホテル
宿泊費を徹底的に抑えたいという方は、エアアジアが運営している「チューンホテル」がおすすめ!
チューンホテルはKLIA2に併設されている屋外の連絡通路を利用してホテルへ向かいます。なので、エアロテルのように空港直結型のホテルではないですが、KLIA2から徒歩3分程度での場所にあるのでターミナルへのアクセスは問題ありません。
そして、チューンホテルの安さの秘密は、LCCのように様々なサービスをオプション価格に設定している点にあります。普通であれば無料のアメニティやWiFiなどを全て追加料金にすることで宿泊費を抑えた価格帯を実現。
一番カテゴリーの低いお部屋のデイユース利用で3,000円ほどとリーズナブル!
チューンホテルに宿泊された方のレビューを見ると、お部屋が安く、KLIA2から屋根付きの通路で移動することができる、朝食が無料で付いているという意見がある一方で、遮音性が低い、アメニティが有料、水回りが汚いといった意見も見受けられました。
空港から屋根付きの渡り廊下を通って行けるのはとっても便利でした。チェックアウトもルームキーをボックスに入れるだけでスムーズでよかったです。宿泊者には無料で朝食がついていたのは嬉しいサービスでした。
遮音性はあまり無かったため、通路を歩く人の声、同じフロアの別部屋の大声などとてもうるさかったです。
空港からとても近いのですが、案内表示がわかりにくく、渡り廊下まで中々辿り着けなかったです。
プラザプレミアムラウンジ
「プラザプレミアムラウンジ」は東南アジアの空港を中心に、プライオリティパスで利用できるラウンジとして有名ですが、クアラルンプール国際空港のKLIA2にあるプラザプレミアムラウンジは、宿泊施設も完備しています。
宿泊者はラウンジの利用もできる点はかなり嬉しい!プラザプレミアムラウンジは24時間営業なので、自分の好きなタイミングで食事を取ることができます。
利用時間は、6時間、12時間の宿泊プランが用意されており、それぞれ、6時間だと4,000円程度、12時間だと6,000円程度で宿泊することが可能。
食事の付いているプランを予約したい方におすすめのトランジットホテルです。
サマサマエクスプレス KILA2
LCC利用でマレーシア到着後、トランジットする場合におすすめのホテルが「サマサマエクスプレス KILA2」です。
こちらのホテルは制限エリア内にホテルがあるので、空港到着後入国審査をせずに利用できます。
滞在時間は6時間と9時間に分かれており、トランジットの時間によって価格が異なります。6時間で5,000円程度、9時間で8,000円程度が相場のようです。
レビューの評価を見てみると、室内が清潔だった。朝食がおいしかった。飛行機を降りてからホテルを見つけることが簡単だったなど、高評価の意見が多く、入国審査をせずにトランジットホテルで体を休めたいという方にピッタリのホテルです。
サマサマホテルKILA
ワンランク上のホテルを探している方におすすめなのが、「サマサマホテルKLIA」です。
KLIAから徒歩10分程度の場所にあり、必要であればKLIAからバギーでホテルまで送迎してくれるという便利なサービスもあります。客室は、一番カテゴリーの小さいお部屋でも36㎡と開放的な作り。
ホテル内には、南国感の味わえるプールやフィットネスジムも完備しており、トランジットホテルとは思えないほどのクオリティの高さです。
ですが、宿泊料金は1泊平均15,000円とクアラルンプールにある高級ホテルと比較しても強気の価格設定です。お金に余裕のある方は利用してみてはいかがでしょうか?
また、先ほどご紹介した「サマサマエクスプレス KILA2」とは異なるホテルなので予約する際は間違わないように注意してください。
ブッキングドットコムのレビューを見てみると以下のようなレビューを見つけました。
とにかく便利!出口を出るとすぐに案内板がいくつも出ているので迷いません。案内板の通りに歩いていくと、バギーが待っているので、夜遅く着く便で、疲れていても安心です。
朝食も料理の種類が多く、満足です。
トランジットホテルを利用して時間を有効活用しよう!
今回はクアラルンプール国際空港のトランジットホテルをご紹介してきました。
第一ターミナルであるKLIAを利用する場合、近くにホテルはほとんど無いので注意が必要です。
今回ご紹介したホテルの中でも特におすすめのホテルは「エアロテル」です。宿泊料金以上の満足度を得られること間違いなしです!