
マリオットボンヴォイに加盟しているホテルに宿泊するとき、ワンランク上のホテルステイを体験するのに欠かせないものが上級会員特典です。
マリオットボンヴォイには数種類の上級会員制度が用意されていて、その中でも「マリオットボンヴォイ・プラチナエリート会員」は朝食やクラブラウンジの利用が無料で使える特典が含まれているため、非常に人気が高いです。
そこで今回はプラチナエリート会員になる条件、豊富な特典などをどこよりも詳しく徹底解説していきます!
もくじ
プラチナエリート会員になるためには?
マリオットボンヴォイプラチナエリート会員になるためにはどのような方法があるのでしょうか。
主な方法は3つあります。
②マリオットボンヴォ・イアメックス・プレミアムカードを発行し年間400万円以上決済する
③マリオットボンヴォイプラチナエリートチャレンジに参加する
一番、お金と労力を最小限に抑えられる方法は③の「マリオットボンヴォイプラチナエリートチャレンジ」に参加すること。
プラチナチャレンジについてざっくり紹介すると、
②チャレンジ期間3ヶ月〜4ヶ月間の間にマリオットボンヴォイに加盟しているホテルに16泊する。
③16泊を達成すると、最大2年間プラチナエリート会員になれる。
④1年に一度しかチャレンジできない。
3ヶ月間〜4ヶ月間という短い間に16泊以上しなければならないという条件付きですが、達成すれば最長2年間プラチナエリート会員としてホテルステイする際に様々な特典を受け取れます。
プラチナチャレンジの効率的な進め方や注意点などの詳細については、当サイトで後日紹介するのでお楽しみに。
①のマリオットボンヴォイに加盟しているホテルに50泊宿泊する方法は、時間とお金が大きく必要なため、なるべく避けるべきでしょう。
また②のプレミアムカードを発行して年間400万円以上決済するという方法は、月額あたり33万円以上決済すれば1年後にはプラチナエリート会員になれます。
普段の生活費・光熱費・通信費などをプレミアムカードに集約すれば達成できそうに見えますが、それなりの所得が無いと達成することは難しいのが現実です。
プラチナエリート会員特典
ざっと紹介すると、プラチナエリート会員の下記のような特典があります。
・クラブラウンジが無料で利用できる
・16時までのレイトチェックアウト
・ウェルカムギフトとしてポイント進呈
・レストラン・バーが20%割引
・ホテルによって独自の特典をプレゼント
どの特典も、ホテルステイを快適に過ごすために魅力的な特典ばかりです。
こちらではそれぞれの特典をより詳細に紹介していきます。
スイートルームを含んだ客室の無料アップグレード
プラチナエリート会員であれば、部屋の空き状況に応じて、スイートルームを含む客室のアップグレードが行われます。
経験則からして、プラチナエリート会員以上だと、通常フロアで最も良いお部屋にアサインされるケースが多く、ごくまれにジュニアスイートやスイートルームにアップグレードされることが多い傾向です。
これまで私がプラチナエリート会員でアップグレードされたホテルの一部を紹介します。
横浜ベイシェラントンでは一番カテゴリーの低いスーペリアルームを予約していたところ、ホテルに1室しかないコーナースイートルームにアップグレード。
ザ・リッツ・カールトン京都では、一番カテゴリーの低いデラックスルームを予約していたところ、スタンダードフロアで一番カテゴリーの高いグランドデラックス鴨川ビュールームにアップグレード。
クラブラウンジの利用が無料
プラチナエリート会員の特典で最も魅力的な特典といえば「クラブラウンジの利用が無料」になることです。
クラブラウンジを利用する際は、通常、クラブラウンジアクセス権のあるお部屋もしくは宿泊料金に追加して利用できます。
ですが、プラチナエリート会員であれば、そのようなラウンジが無料で利用できます。
クラブラウンジではアフタヌーンティーを楽しんだり、カクテルタイム軽食やシャンパンを楽しんだりとワンランク上のホテルステイを実現できます。
ただし、全てのマリオットボンヴォイに加盟しているホテルにあるクラブラウンジに入室できるというわけではなく、リッツ・カールトンやラグジュアリーコレクションなどのカテゴリーの高いホテルブランドは適用外のケースがほとんどです。
一般的に、「JWマリオット」「マリオット」「シェラトン」「ウェスティン」といったホテルブランドでは、クラブラウンジを利用できるケースが多め。
これまで利用してきたラウンジを一部紹介します。
ウェスティン東京の「ウェスティンクラブ」
ウェスティンクラブでいただいたアフタヌーンティーセット。
ウェスティンクラブの訪問記はこちら
東京マリオットホテルのエグゼクティブラウンジ。
ラウンジ内で提供されたカクテルタイムのメニュー。
エグゼクティブラウンジの訪問記はこちら
横浜ベイシェラトンのシェラトンクラブ。
カクテルタイムにいただいたオードブルとスパークリングワイン。
横浜ベイシェラトンのクラブラウンジ訪問記はこちら。
シェラトン都ホテル東京のシェラトンクラブ。
カクテルタイムにいただいたメニュー。
シェランクラブの訪問記はこちら。
朝食が無料
プラチナエリート会員だと、朝食が2名様まで無料になります。
マリオットボンヴォイのラグジュアリーブランドである「リッツカールトン」「セントレジス」「ラグジュアリーコレクション」などの朝食料金は大人1人あたり5,000円~7,000円するため、かなり魅力的な特典といえます。
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町でいただいた和食。
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町の朝食レビューはこちら
リッツカールトン京都では1人あたり7,000円もする朝食が2名様分無料。
洋食では世界一のクロワッサンとも評されるクロワッサンがいただけます。
和食メニューも高級懐石をいただいているような高クオリティの内容。
リッツカールトン京都の朝食レビューはこちら。
注意点として、全てのホテルの朝食が無料となるわけではなく、一部のホテルでは朝食が無料にならない場合もあります。
例えば、東京エディション虎ノ門などはプラチナエリート会員であっても朝食は無料になりません。
最大16時までのレイトチェックアウト
プラチナエリート会員がマリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊する場合、最大16時までのレイトチェックアウトが可能です。
ホテルでゆっくり過ごされたい方にとっては、嬉しい特典といえます。
注意点として、お部屋の空き状況がある場合に適用される特典のため、お正月やゴールデンウィークなど繁忙期のシーズンはレイトチェックアウトが適用されない場合もあります。
レストラン・バーが20%割引
プラチナエリート会員であれば、対象のレストラン・バーで20%割引になります。
20%の割引率はかなり大きいですよね!
マリオットボンヴォイ全てのホテルではないものの、日本を中心にアジア、オーストラリア、グアムのホテルが対象です。
朝食は対象外ですが、ランチやディナーなどで割引が適用されます。
宿泊で50%のボーナスポイント付与
通常、マリオットボンヴォイ系列のホテルに宿泊すると、1米ドルあたり10ポイント貯まりますが、50%上乗せされることで、1ドルあたり15ポイント貯められます。
より分かりやすくお伝えすると、例えば10万円の宿泊であれば、通常10,000ポイントもらえるのが、15,000ポイント獲得。
5,000ポイントもお得になります。
ウェルカムギフトとしてポイントをプレゼント
ホテル宿泊時に、ウェルカムギフトとして1000ポイントをいただけます。
ホテルによってはアライバルギフトの中の特典として含まれているため、朝食などの特典を選択するともらえないケースもあります。
一部のホテルブランドで独自の特典が付与される場合も
また、マリオットボンヴィに加盟している一部のホテルでは、ホテルオリジナルの特典が受け取れる場合があります。
例えば、シェラトン沖縄では1名あたり大人3,500円、子供1,000円する「リゾートパス」というホテル内にあるプールや大浴場を利用するために必要な利用料が無料になります。
また、リッツカールトン沖縄では、1名あたり4,000円程度の「ヒート・エクスペリエンス」という温浴施設が無料で利用できます。
ホテルによって、独自の特典を用意しているホテル、用意していないホテルさまざまあるので、プラチナエリート会員になった際は事前に特典の下調べをしてからホテル予約することをおすすめします。
12歳以下のお子さまの朝食料金が無料
こちらはマリオットボンヴォイの会全員に通じる特典ですが、12歳以下のお子さまの朝食料金は無料です。
お子さまの朝食料金は、2,000円~3,000円程度で価格設定されているため、子連れの方には嬉しい特典ですね。
プラチナエリート会員になって究極のホテルステイを楽しもう
今回はプラチナエリート特典の魅力について解説してきました。
プラチナエリートはゴールドエリートと比較して会員になる条件が難しいため、ゴールドエリート以上に魅力的な特典が豊富に揃っています。
とくに、「お部屋のアップグレード」や「クラブラウンジの利用が無料」といった特典は、かなり魅力的な特典のため、ぜひプラチナエリート会員になって、今まで以上にラグジュアリーなホテルステイを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この記事を読んでプラチナエリートを目指したい!と思った方は、まずマリオットボンヴォイアメックスカードまたはプレミアムカードを発行して、プラチナチャレンジに取り組むというルートが一番効率的にプラチナエリートの会員になれるのでおすすめですよ。
ぜひ参考にしてみてください!