
スワンナプーム国際空港は、航空会社のラウンジからプライオリティパスで入室できるラウンジまで様々なラウンジがあります。
その中でもイチオシのラウンジがオマーン航空の「Oman Air First & Business Class Lounge」
実際にラウンジに訪問して、シャワールームや料理、アルコールなどを調査してきました!
空港でラウンジをお探しの方の参考になれば幸いです。
もくじ
オマーン航空ラウンジ基本情報
オマーン航空は、アライアンス非加盟の航空会社ということもあり、その航空会社の上級会員または、ビジネスクラス、ファーストクラスの搭乗客のみにラウンジが開放されているはずなのですが、なんと、「プライオリティパス」でも利用することができます。
オマーン航空ラウンジの基本情報は以下の通りです。
【ラウンジ利用条件】オマーン航空の上級会員、ビジネスクラス、ファーストクラスの搭乗者、プライオリティ所持者
【ラウンジの場所】スワンナプーム国際空港、3階コンコースE1付近
【営業時間】24時間(2019年度より)
【同伴可能か?】プライオリティパス所持者1名につき、7才未満の子供の入室が無料
【滞在時間】最長2時間半
【ラウンジの内容】 軽食、アルコール、シャワールーム、仮眠室、無料WiFi
ラウンジの営業時間が24時間となっているので、深夜便を使う際にも訪問できる点はうれしいですね。滞在時間は2時間半と決められていますが、シャワーを浴びて、ゆっくりと食事やアルコールを楽しむには十分な時間です。
オマーン航空ラウンジのアクセス方法
オマーン航空のラウンジは、国際線ターミナル3階のコンコースE1の付近にあります。
出国審査の通過地点が4階なので、3階に降りる必要があります。出国審査の場所から歩くこと約5分でラウンジに到着です。
受付で、パスポート、ボーディングバス、プライオリティパスを提示してさっそくラウンジの中に入っていきましょう。
また、受付の際にWiFiのパスワードが記された紙をいただきました。
オマーン航空ラウンジ全体
ラウンジの中に入ると、とにかく青い(笑)
東南アジアのクラブといった雰囲気。ラウンジはこじんまりとした空間です。
ラウンジは左側と右側、大きく2エリアに分かれています。
ラウンジの左側にあるダイニングエリアは、基本的に混雑していることが多いです。座席数も少ないので座れないという場合もあります。ソファの座席間隔はやや狭め。
ソファ席や、パソコンの作業ができるワーキングデスクなどもあります。
ワーキングデスクには充電できるコンセントの差込み口もあり、日本のコンセントに対応しています。
ラウンジ右側にあるエリアは比較的空席が多く、静かな空間。静かにゆっくり過ごされたい方はこちらがおすすめ。
ただし、こちらのエリアにはスナック程度のお菓子しか置いていないので、ダイニングエリアから料理やドリンクをピックアップして持ち運ばなければならないといった不便さはあります。
奥には、リラックススペースがあり、デイベッドが置かれています。カーテンで半個室のようになっているので、照明を落とせば仮眠を取ることも可能です。
また、デイベッドで足を伸ばしながら、パソコンで作業したり、お酒を楽しんだりするのもまた贅沢ですね!
オマーン航空ラウンジの食事とドリンク
オマーン航空は中東の航空会社ということもあり、ラウンジ内の料理はイスラム料理やインド料理などが多かったです。
あまり好んで食べる料理ではないですが、珍しい料理ばかりなので、ラウンジにあるような料理に飽きた方には楽しめるかと思います。
シーフードのヌードルにスパイスの効いた野菜。撮影し忘れましたが、インドカレーも置かれています。
よくわからない料理にさつま揚げ?みたいな食べ物。
ローストダックの入った一口サイズのサンドイッチと、チーズやサラダなど。個人的にはピックアップした料理の中で、一口サイズのサンドイッチが一番おいしかった!
体に悪そうな色をしたカップケーキや小皿に入った、春巻きやローストダックなど
パン類やフルーツなど。外に出されているパンに関しては一つ一つ丁寧にラップで包んであるので衛生面もしっかり意識しています。
ラウンジを訪問して驚いたことは、アルコールの量が豊富だったこと!リキュールの種類は今まで訪問した中で一番多かったかも。
冷蔵庫の中にはワイン、スパークリングワインが置かれています。すっきりした味わいで飲みやすかったです。
ビールはハイネイケンとシンハービール。ソフトドリンクの種類も豊富。
中東の航空会社ということもあり、アラビックコーヒーも置かれています。アルコールを飲んでしまったので挑戦しませんでしたが、次回訪れる際は飲んでみたい!
色々なメニューをピックアップしてきました。どの料理もスパークリングワインとの相性が良く、おいしかったです。
オマーン航空ラウンジのシャワールーム
シャワールームを利用したい場合は、受付のスタッフの方に尋ねると、待ち時間などを教えてくれます。シャワーは一室のみとなっているので混雑時は相当な時間、待つ必要があるかもしれません。
今回は、シャワールームを利用しているお客さんがいなかったので、待ち時間無く利用できるとのこと。
しばらくすると男性のスタッフの方が、バスタオルや基礎アメニティを持ってきてくれ、シャワールームまで案内してくれました。もはやVIP待遇です。
基礎アメニティはボトル型になっています。空港ラウンジでは珍しいですね。
シャワールームはこんな感じ。
レインシャワーとヘッド式のタイプ2種類があります。水圧に関しては、少々弱かったです。ですが、しっかりお湯が出たので快適にシャワーを浴びれました。
ヘアドライヤーはパナソニック製のもの。短時間で髪の毛がよく乾きます。
スタッフの方にリクエストすれば、髭剃りや歯ブラシといったアメニティも無料でもらうことができます。
オマーン航空のラウンジは快適だった!
ラウンジ全体はこじんまりとした空間で、人数が少し増えただけで圧迫感を感じますが、食事やドリンク類が充実していて満足度は高かったです。でも料理は好みが分かれるかも。
イスラム料理が苦手な方は別記事で紹介しているミラクルラウンジの方がおすすめ。
ラウンジの規模の割にはスタッフの方の人数が多く、料理が無くなればテキパキと料理を補充したり、愛想もよかったですよ。
マイナス点を上げるとすれば、トイレとシャワーが一箇所しか無いことですかね。。
ですがマイナス点よりも、良いところがたくさんあるラウンジだったので、スワンナプーム国際空港を利用する際はまた利用したいと思います。