お得にホテル予約や航空券を予約することができることで有名なトリップドットコム(Trip.com)。
この記事では、トリップドットコムの宿泊料金の安さの理由について、口コミや評判も交えながら解説していきます。
「他のサイトより極端に安いけど何かデメリットもあるんじゃない?」といった不安や疑問を解決していきます!
Yusuke
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目次
トリップドットコムとは?
トリップドットコム(Trip.com Group Limited)は、中国・上海に本社を構える旅行サイトです。
1999年に設立され、2003年には米国ナスダックに上場。
実店舗を持たないオンライン型の旅行サイトとしては中国で最大手となっており、45,100名の従業員を雇用しています。
提携ホテルの数が多く、世界200ヶ国において140万のホテルとパートナーシップを結んでいる点も特徴です。
また、2014年からは日本でもサービスを提供しており、日本旅行業協会(JATA)の正会員としても登録されている安心感のある旅行サイトです。
カスタマーサポートは日本語対応可で、24時間・年中無休で問い合わせを受け付けています。
ホテルのほか、鉄道、航空券、レンタカーなどの予約もできる汎用性の高さから、トリップドットコムの登録会員数は世界で4億人を超えています。
トリップドットコムの評判や口コミについては、下記記事で詳しくまとめています。
トリップドットコムの評判や口コミがヤバい?徹底調査しました!
トリップドットコムの宿泊料金が安い5つのワケ
トリップドットコムは、リーズナブルな宿泊料金が魅力の旅行サイトです。
しかし、外資系の旅行サイトということもあり、「どうしてそんなに安く泊まれるの?」「実は怪しいサイトなのでは?」といった不安を抱える方もたくさんいます。
トリップドットコムは、以下のような理由から低価格な宿泊料金を実現しています。
・エージェンシーモデルの採用
・マーチャントモデルの採用
・頻繁にセールをしている
・固定費を抑えている
・割引クーポンが豊富
ここでは、それぞれの項目について詳しく解説していくので、トリップドットコムの安さの理由について知識を深めていきましょう。
エージェンシーモデルの採用
トリップドットコムは、エージェンシーモデルを採用している旅行サイトです。
エージェンシーモデルでは、トリップドットコムがホテルに対して代理業者の役割を担います。
トリップドットコムのプラットフォーム(公式ホームページやアプリ)にホテル側が宿泊室の情報を掲載し、ユーザーが予約・宿泊すると規定の手数料がホテル側からトリップドットコムに支払われます。
部屋の販売数と手数料は比例するため、公式ホームページやアプリ経由での予約が多ければ多いほどトリップドットコムの収益が増加する仕組みです。
トリップドットコムでは、手数料の還元としてホテルの宿泊料金を安くユーザーに提供しています。
ホテルの公式サイトにはエージェンシーモデルによる手数料の還元がないことから、トリップドットコム経由で予約する方が割安になっているのです。
マーチャントモデルの採用
トリップドットコムでエージェンシーモデルと併用して採用されているのが、マーチャントモデルです。
前払い方式とも呼ばれるビジネスモデルで、トリップドットコムがパートナーシップを結んでいるホテルに対して料金を前払いするシステムのことです。
マーチャントモデルでは、トリップドットコムがホテルからあらかじめ一括でまとまった部屋数を購入します。
一括購入することで割引が適用される仕組みになっており、例えば、通常1 泊1室150ドルの部屋を50室分の購入で1 泊1室100ドルまで抑えられる場合もあります。
1室あたりの宿泊料金が大幅に下がるため、トリップドットコムがユーザーに格安料金で客室の提供を実現しています。
セールスの開催が他の海外ホテル予約サイトに比べて豊富
トリップドットコムは、頻繁にセールを行っている旅行サイトです。
国内・海外の両方のホテルを対象としたセールが多く、トリップドットコムの公式ホームページにてセールの期間や詳細が案内されています。
割引率を確認することでどのくらいお得なセールなのかも判断できるので、「少しでも安く宿泊先を確保したい」「色々な旅行サイトの割引率を比較してから予約したい」という方にとって利便性の高い旅行サイトです。
固定費が最小限に抑えられている
トリップドットコムは、オンライン型の旅行会社です。
旅行業務を実店舗ではなくオンライン上で行うことにより、固定費の削減に成功しています。
実店舗をメインにしている場合、建物に対する家賃、光熱費、通信費などがかかります。
一方、オンライン型のトリップドットコムなら、実店舗がない分だけ固定費にかかる出費を抑えられる点がポイントです。
また、在宅でのオペレーター業務なども導入しており、固定費を必要最低限にすることで安い宿泊料金を実現しています。
割引クーポンが豊富
トリップドットコムの宿泊料金が安い理由に、バリエーション豊富な割引クーポンが挙げられます。
クーポンの割引率や詳細は時期によって異なるものの、例として以下のような割引が実施されています。
・海外及び国内ホテルの料金が〇%オフ
・新規アプリ会員限定クーポン
・モバイルサイトかアプリ経由の予約を対象とした「モバイル割」
・学生限定で特別価格を提供する「学割」
・ホテルの直前予約を対象とした「直前割」
また、LINE限定で取得できるシークレットクーポンなどもあり、通常よりも格安で宿泊先を予約できます。
各クーポンには利用期限が設けられているため、有効期間内に利用することが大切です。
なお、割引クーポンを使うにあたって、アプリや公式ホームページの専用ページ・リンクを経由する必要があります。
適用条件や割引クーポンを入力するタイミングなどを確認し、お得に宿泊先を確保しましょう。
トリップドットコム経由の航空券予約はおすすめしない!
さまざまなメリットを兼ね備えたトリップドットコムですが、航空券の予約にはあまり適していません。
フライトのキャンセル・変更時におけるトラブルの発生率が高く、特にLCCを予約している場合にはユーザー自身がさまざまな対応を強いられます。
以下では、実際にトリップドットコム経由で航空券予約をしたユーザーの口コミをご紹介していくので、「トリップドットコムの航空券予約って危ない?」「安そうだから気になっている」という方は参考にしてください。
キャンセルや変更の対応がイマイチ
トリップドットコム、安いからってよく調べずに取ったら勝手に帰りの便変更されて→コールセンター→中国人スタッフしかおらず対応が意味不明😂結局予約したトラベルコに問い合わせ、昨年LCCで懲りたのに全く反省できてない。
やはり国内旅行会社で行くと安心していけるな〜〜— 倉持 (@mochikura1991) February 22, 2018
トリップドットコムを利用したユーザーの中には、フライトのキャンセル・変更時の対応に不信感を持つ方も多くなっています。
「不都合な日時のフライトに変更されたので問い合わせたが対応してもらえなかった」「フライトのキャンセルについて連絡が来なかった」などの声が寄せられており、利用者自身で問題を解決しなければならないケースが頻発しています。
また、外国人スタッフがメインで対応しているトリップドットコムは、日本人スタッフが多い大手航空会社や代理店と比べるとトラブル時の対応がずさんです。
オペレーターによって指示が違うこともあるので、特に初めて航空券を予約する方には不向きです。
受託手荷物などの変更手続きは自身で行う必要がある
海外旅行に行こうとトリップドットコム経由で航空券を予約した。
しかし受託荷物などの変更は直接航空会社に問い合わせとのことで、予約番号、名前やら入力してるが
私のデータが認識されない。初めての経験で分からない事だらけ
値段だけでLCC優先したが様々な手続きを自分でこなす必要がある— 無銘 (@YamatoFree) November 24, 2019
トリップドットコムでLCCを利用するにあたって、受託手荷物などの変更を自身で行う必要があります。
格安料金を実現しているLCCでは、受託手荷物の重量や個数に厳しい制限が設けられているのが一般的です。
既定の重量や個数から変更したいと思うユーザーも多いものの、トリップドットコム経由では手続きできない点に注意しましょう。
ユーザー自身が航空会社に連絡しなければならないので、利便性や手軽さを重視する方にとって使い勝手の悪い旅行サイトです。
また、トリップドットコムで航空券を予約したにもかかわらず、航空会社の照会ページで表示されないというトラブルも多く発生しています。
「トリップドットコムに払ったお金はどこに行ったの?」「どうして予約が取れていないの?」といった不安を感じやすく、解決に時間を有するケースもあることを覚えておきましょう。
返金手続きが遅い
1年前に予約してたトリップドットコムの
航空券。
欠航になってキャンセルしてたけど、
1年経っても返信こない。
何しろ、何回も問い合わせてるのにもう少しお待ち下さいばっかり。
かつ、航空会社から返金来てないって言われたけど、
いや、確認したらキャンセル後すぐ返金してるって連絡きて、はあ、— ern (@orenge__831) June 15, 2021
トリップドットコムで予約したフライトがキャンセルになったユーザーからは、返金手続きがスムーズにできなかったという声が挙がっています。
欠航や航空会社側の事情でフライトがキャンセルになった場合、航空券代はトリップドットコム経由で返金される仕組みです。
しかし、数か月経っても返金されないというユーザーも多く、「言っていることが二転三転して結局いつ返金されるか分からない」「トリップドットコムに聞いても埒が明かないので自分で航空会社に問い合わせた」といった不満も寄せられています。
また、問い合わせメールなどの返信も遅い傾向にあり、精神的なストレスを感じやすい点に注意が必要です。
海外旅行をするにあたって、航空券にかかる費用は決して安くありません。
数万円~数十万円のお金が戻ってくるかどうか分からない不安を長期的に抱えたくない場合は、航空券の予約にトリップドットコムを使わないようにしましょう。
世界中の空港ラウンジを無料で利用する方法
世界約1,300以上の空港ラウンジや空港レストランを無料で利用できるプライオリティパス。
プライオリティパスを発行する場合、日本円で約65,000円支払う必要がありますが、初年度年会費無料(通常:22,000円)のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下 セゾンプラチナアメックス)を発行すると、特典として無料でプライオリティパスが付帯されます。
〜【日本国内】プライオリティパスで無料利用できるラウンジやレストラン〜
成田国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・IASS Executive Lounge ・I.A.S.S Superior Lounge -NOA- ・I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- ・ナインアワーズ(シャワー&仮眠無料、宿泊3,400円引き) ・鉄板焼 道頓堀 くり田(大阪道頓堀セットor鉄板焼ステーキセット) |
羽田国際空港 | ・TIAT LOUNGE |
関西国際空港 | ・ANAラウンジ ・カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」 ・ぼてじゅう(3,400円割引) ・カフェラウンジ「NODOKA」(3時間プランor3,400円割引) |
中部国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・プラザ・プレミアム・ラウンジ ・くつろぎ処(温泉&レストラン) ・海膳空膳(レストラン) ・The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(レストラン) |
福岡国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) |
ANAラウンジやKALラウンジなど航空会社が運営しているラウンジにも一部アクセス可能。
また、ピーチやエアアジアなどLCCの航空会社を利用する場合もプライオリティパスを使って、空港ラウンジを利用できる点も嬉しいポイント。
セゾンプラチナアメックスはビジネスカードという位置付けですが、サラリーマンやフリーランスでもお申し込みできるのでご安心ください。
とりあえず発行して、1年以内の解約も全然アリ◎
1年以内に解約すれば、実質タダでプライオリティパスを利用できることになります。
家族でラウンジを利用する場合、楽天プレミアムカードの2枚目としてもおすすめ。
さらに、2023年10月31日までの期間限定で5,000円以上のカード決済で最大10万円のキャッシュバックキャンペーンも実施中!
セゾンプラチナアメックスは間違いなく発行しないと絶対に後悔するクレカです。
10分に1枚発行されるほど大人気のクレカのため、突然キャンペーンが終了してもおかしくありません。
キャンペーンが終了する前に、初年度年会費無料(通常:22,000円)のセゾンプラチナアメックスを発行して、ワンランク上の旅を楽しんでください!
カード基本情報 | |
ブランド | AMEX |
年会費 | 22,000円(税込)※初年度無料 ※年間200万円以上決済で年会費11,000円。 |
追加カード | 一人3,300円(税込)
※18歳以上の社員、または本会員と生計をともにする18歳以上の同姓のご家族様が対象。 |
空港ラウンジ | プライオリティパス プレステージ会員が無料(通常:約65,000円) 本会員は無料で何度でもラウンジへアクセス可能 ※同伴者は1回の利用につき2,200円 |
入会条件 | 20歳以上の安定収入のある方 ※経営者・個人事業主・会社員のいずれかであればOK |
特徴 | ・初年度度年会費無料 ・プライオリティパスが無料(通常:約65,000円) ・年間で200万円以上カード決済すれば年会費が半額に。 ・JALマイルの還元率が1.125%と高還元率 ・最高1億円の海外旅行保険付帯 ・月額132,000円の「N2 THE Cycle」が半年間無料(通常:79.2万円) |
トリップドットコムを有効活用してお得に旅行を楽しもう!
トリップドットコムは、セールやクーポンの提供、固定費の削減、2つのビジネスモデルの併用によって格安料金を実現しています。
ホテルの公式サイトよりも低価格で予約できるため、旅行費用を抑えられる点が魅力です。
ただし、LCCを中心に、航空券の予約ではさまざまなトラブルも発生しています。
経済的・精神的な負担も大きくなりやすいため、トリップドットコムはホテル予約を中心に利用するのがおすすめです。