
成田空港の国際線ANAラウンジを訪問してきました。
ANAラウンジは計2箇所あり、利用者がそれぞれのラウンジにばらけているので、あまり混雑しておらず、出発時間まで上質なひとときを過ごせます。
今回はそんな成田空港の国際線ANAラウンジを訪問レポートをお届け。ラウンジへのアクセス方法、利用条件、設備等を詳しくレビューしていきます!
もくじ
成田空港ANAラウンジのアクセス方法
成田空港のANAラウンジは出国ゲートを通過後の制限エリア内に合計3箇所あります。(3箇所目のラウンジは2020年3月29日より、第一ターミナル第二サテライトにオープン予定)
搭乗される出発ゲートに一番近いANAラウンジを訪問することが一番良いですが、搭乗時間まで余裕のある方は「第5サテライトANAラウンジ」の訪問がおすすめ。
窓側の座席から大迫力の飛行機を眺めることができます。
飛行機との距離感が近く、ラウンジでゆっくりとした時間を楽しみながら、様々な航空会社の飛行機を間近で眺めることができるのは、第5サテライトのみなので訪問されてみてはいかが?
成田空港ANAラウンジ営業時間
ANAラウンジの営業時間は以下のようになっています。
第4サテライト 7:00~最終便出発まで
第5サテライト 6:30~第5サテライト出発の最終便出発まで
成田空港の場合、ANA深夜便の設定が基本的にありません。
そのため2020年3月現在、国際線最終便はホノルル行きの21:35分が最終便となっています。羽田空港のANAラウンジに比べると営業時間は短め。
成田空港のANAラウンジの施設紹介
成田空港のANAラウンジへの入室条件は以下の通り。
ANA便のプレミアムエコノミークラス以上の搭乗者
スターアライアンス加盟航空会社のファーストクラス・ビジネスクラス利用者
スターアライアンス・ゴールドメンバー
ANAダイヤモンド・プラチナ・SFC会員
4,000円の有料ラウンジサービス利用者(当日申し込みは6000円)
意外に知られていませんが、ANAラウンジはお金を支払えば入室可能です。
軽い食事を済ませたり、シャワールームも利用できるので、エコノミークラス搭乗者の方にも積極的に活用していただきたいところ。
ただ、ラウンジへの入室条件がゆるいので、時間帯によっては大混雑します。
ちなみに、ANA SUIT LOUNGEはお金を支払っても利用することはできません。
ラウンジ全体は一人がけのソファーが多く、ゆったりくつろげます。座席数も十分あるので、繁忙期でもない限り、満席になるという心配はありません。
ワーキングデスクの用意もあり。仕事がはかどりそう。
また近くには、半個室になっているマッサージチェアが置かれており、仮眠することも可能です。
ダイニングエリアは、明るく開放的な作りに。
窓越しからは迫力満点の飛行機を眺めることができます。
フードコーナーはスタイリッシュな作り。
バイキングエリアには、サラダやサンドイッチなどが大量に置かれています。サラダが置いてあるのは嬉しいですね。
いなり寿司や数種類のベーカリーなども置いてあります。
焼きそばや、かぼちゃの煮物などホットミールの品揃えも豊富です。ホットミールの品揃えは、羽田空港より成田空港の方が品数が多い。
ANAラウンジを訪問したら絶対に利用したいヌードルバー
ヌードルバーではうどん、そば、ラーメン、ANAオリジナルチキンカレーを注文することができます。
スタッフの方に注文し、注文したタイミングでもらうブザーが鳴ると、注文した料理を取りに行くシステム。
とろろわかめうどんを注文。
ほんのりかつお節香るあっさりダシで、とってもおいしかった!あっという間に完食。
続いては、「ANAオリジナルチキンカレー」をいただきました。
お母さんが作ってくれるような家庭的なカレーに少しスパイスを加えたカレーです。ラウンジ内を見渡すと、注文している人がほとんど。好まれる理由が分かる気がします。
野菜や海苔巻き、サンドイッチをピックアップしてきました。
ANAラウンジはアルコール類も飲み放題です。
ビールサーバーもあり、銘柄は「アサヒスーパードライ」でした。もう少し他の銘柄も揃えても良いのでは?
白ワインと赤ワインが置かれていました。タイミングが良いと、スパークリングワインやシャンパンも楽しめます。
ANA SUIT LOUNGEを利用する場合、常にシャンパンが置かれています。
全国各地から揃えた様々な焼酎もあり
ラウンジ内にはANAミリオンマイラーに贈呈されるプレートが掲載されていました。
ミリオンマイラーの概要や達成条件は以下の記事で詳しくご紹介しています。
成田空港ANAラウンジではお寿司が提供される!
成田空港のANAのラウンジでは、時間帯によって板前さんが目の前で握ってくれるお寿司のサービスがあります。
提供時間は、第五サテライトのANAラウンジは毎日15:15~16:15。第四サテライトのANAラウンジは毎日17:00~18:00。
お寿司は数量限定で無くなり次第終了ですが、お寿司が無くなるとスタッフの方が続々とお寿司を持ってきていたので売り切れになる心配はないです。
私がANAラウンジを訪問した日のネタはマグロ、サーモン、蒸しエビ。また、お一人様一個という制限は無いので何個でも食べることはできますが、常識の範囲内で行うようにしましょう。
肝心なお味の方は、高級感は無く、100円鮨レベルといったところでしょうか。一回食べれば満足です。リピートは無いかな。
でも、普段は羽田空港のANAラウンジを利用することが多いので新鮮でした。
羽田空港のANAラウンジだと、時間帯によってこだわりのお茶漬けが提供されます。
羽田空港のANAラウンジのレビューは以下の記事をチェック
成田空港ANAラウンジのシャワールーム
ANAラウンジのシャワールームの設備や清潔度、アメニティの豊富さは間違いなく世界のトップクラス。時間に余裕のある方はぜひ利用していただきたいです。
シャワールームを利用する場合、ラウンジ内に併設されているシャワールームの受付で予約する必要あり。勝手に入室することはできません。
場合によっては2時間以上も待たされますが、平日に訪問したので受付後そのまま利用できました。
シャワールームは広々としており清潔感も抜群。海外のシャワールームとは桁違い。
バスアメニティは、タイのナチュラルスキンケアブランドTHANN(タン)。
THANNはタイ国際航空のシャワールームのアメニティやマリオットホテルのアメニティとして使われているブランドです。
水圧は文句無し。温度調節も簡単で、ストレス無くシャワータイムを楽しめます。
化粧水や乳液はKOSEの雪肌精のポンプ式のものが置いてありました。長距離路線のスキンケアグッズにも採用されています。
さっぱりとした使い心地で、男女問わず使いやすいコスメ。
アメニティ類も豊富。
歯ブラシ、髭剃り、シャワーキャップ、スリッパと十分過ぎる内容でした。
ヘアドライヤーはなんとダイソン製のドライヤーが!!ダイソン製のドライヤー使ってみたかったんですよね。
さすが5万円するラグジュアリードライヤー。
髪がよく乾く!お金があればぜひ我が家にも取りれたいものです(笑)
成田空港のANAラウンジは居心地抜群だった
成田空港のANAラウンジは広々としていて、時間帯によっては待ち時間無くシャワールームが使えたりと満足度は高めです。
お世辞にもバイキング形式の料理のクオリティは高いとはいえませんが、出来立ての麺類を注文できる「ヌードルバー」は利用する価値あり。
お金を支払えば誰でも利用できるラウンジなので、次の海外旅行は奮発してANAラウンジを利用されてみてはいかがでしょうか?
この後はクアラルンプールへビジネスクラスを利用して向かいました。
成田〜クアラルンプール間のビジネスクラス搭乗記は以下の記事をチェック!