
ずっと搭乗してみたかったエアバスA380のビジネスクラス。A380を保有している航空会社は少ない上に、中距離〜長距離路線用の機材として利用されることが多いので、気軽に利用することができません。
ですが、アシアナ航空の場合、期間限定で成田〜ソウル線で毎日A380が運行しています。これは、就航しているうちに乗らねば!と思い、ビジネスクラスに搭乗してソウルまでいってきました。
フライトは2時間半とかなりの短距離路線ではありますが、機内の居心地の良さ、機内食のクオリティが本当に素晴らしかったので簡単に搭乗記としてご紹介していきます。
*本記事で掲載している画像は若干縦長となっており見辛いかと思いますが、あらかじめご了承ください。
もくじ
アシアナ航空のビジネスクラスはマイルで予約した!
今回の航空券はANAのマイルを利用して発券しました。
行きをビジネスクラス、帰りをエコノミークラスにしたので、必要マイル数はわずか22500マイル(空港税などで8000円ほど支払いました。)
東京⇄韓国間の必要マイル数は他の海外に比べて必要マイル数が圧倒的に少ないので、気軽にビジネスクラスを体験するにはうってつけの路線だと思います。
当サイトではマイルの稼ぎ方に関する記事を数多くご紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
チェックイン
アシアナ航空のエコノミークラスのカウンターはエアソウルと同じカウンターを利用するのでかなりの行列。普通に並んだらチェックインが完了するまでに20分ほどかかる長さでした。
今回はビジネスクラスの搭乗なので、列に並ばずにチェックイン。
チェックインを済ませ、保安検査場へと向かいます。
成田空港の場合、スターアライアンスゴールドメンバー又はスターアライアンスに加盟している航空会社のビジネスクラス、ファーストクラスに搭乗する方はゴールドトラック(優先搭乗レーン)を利用することができます。
スムーズに保安検査を済ませ、出国審査へ進めるのは嬉しいですね。
ANAラウンジとユナイテッドクラブを訪問
ビジネスクラスに搭乗するので、航空会社系のラウンジを利用することができます。
アシアナ航空はスターアライアンスに加盟しているので成田空港の場合、ANAラウンジとユナイテッドクラブを利用することができます。
今回は飛行機に搭乗するまで時間に余裕があったのでANAラウンジ、ユナイテッドクラブ両方訪問してみました。
ANAラウンジ
ANAラウンジは、平日の午前中ということもあり、私含めて利用客は5名ほど。人が全然いなかったので快適にラウンジ内で過ごすことができましたよ。
ビュッフェ形式の軽食から、オーダー形式で注文のできる麺類やカレーなど様々な料理を楽しむことができます。
成田空港のANAラウンジの全貌について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!
ユナイテッドクラブ
ANAラウンジでゆっくり過ごした後、ユナイテッドクラブを訪問してみました。
こちらも平日の午前中ということで混雑していません。
ラウンジの広さ、座席数の多さで言えばユナイテッドクラブの方が大きいように感じました。また、欧米人の方が床で寝そべっていました。
さすが外国人、日本人じゃ絶対にできません...
料理の品数はANAラウンジと比べて少ないかも。
たまたま訪問した時間が悪かったのでしょうか?
外国人受けのよさそうな巻き寿司やいなり寿司などもあります。
アメリカの航空会社ということもあり、パンやスコーンの種類はANAラウンジよりも多かったです。
スコーンを一つ頂きましたがこれはおいしかった。
窓側の座席は、駐機スポットの真正面にあるので、大迫力の飛行機を眺めることができます。
ANAラウンジorユナイテッドクラブどちらのラウンジを訪問するか迷ったら、人が混雑していなければANAラウンジがおすすめ!
ANAラウンジは料理の品数も多く、時間帯によってお鮨を提供しているサービスもあります。
また、どの時間帯でもシャワーを利用することができるので、搭乗前にシャワーを浴びて、さっぱりしてから飛行機に搭乗したい!という方は断然ANAラウンジがおすすめ。
一方でユナイテッドクラブはフードの量が少なく、時間帯によってはシャワールームの利用が制限されてしまうということもあるので、ANAラウンジが大混雑していた場合のみ、ユナイテッドクラブを利用すれば大丈夫です。
アシアナ航空 ビジネスクラス(OZ101)便に搭乗!
いよいよアシアナ航空A380に搭乗です!
ビジネスクラスの搭乗者は優先搭乗ができるのでエコノミークラスの長蛇の列をスルーして、飛行機にいよいよ搭乗します!(ワクワクしすぎて写真がブレてしまいました...)
こちらがアシアナA380に搭載されているビジネススマーティウムクラスです。ベージュを基調としたシートは高級感があります。スタッガードタイプのシートなので、どの座席からも通路にアクセスできます。
アシアナの A380ビジネスクラスの座席は全て2階に設置してあります。
座席を座ったときの目線ですが、斜め前、横の人の姿は全然分かりません。プライベート感をしっかり保ってくれます。
中央の座席は、横と繋がっているので、カップルや夫婦の方たちに重宝しそう。
リモコンコントローラーはタッチパネル式のものを採用。操作性に優れていて、サクサク画面を動かすことができるので大変便利でした。
リクライニングのボタンも直感的に理解できるもので、使い方が分からない!といった心配はありませんでした。ヘッドホンは通常タイプのもので、ノイズキャンセリングなどの機能は付いてなかったです。
A380のビジネスクラスのシートはスタッガードシートを採用しているのでリクライングを下げて簡易的なベッドに変更することも可能。ANAのビジネスクラスで採用しているフルフラットシートにかなり似てます。
ANAビジネスクラスの搭乗レビューはこちらの記事をチェック!
座席横には、小さめのショルダーバッグ等であればすっぽり入るA380特有の収納スポットもあります。
わずか2時間半の短距離路線でフルフラットシートを搭載した機材に乗れるなんて贅沢です。シートの座り心地も良く、フライト中はシートを倒して映画など楽しみました。
エンターテイメントの種類も豊富で、韓国映画から日本映画までラインナップ豊富。テレビモニターはやや小さめ。タッチパネル式ではありません。
ちなみに、離陸する前にアシアナ航空のビジネスクラス以上に搭乗される人にはウェルカムドリンクが用意されるはずなのですが、東京⇄韓国という短距離路線ということもあり、ウェルカムドリンクのサービスはありませんでした。
出発準備が早く終わると、ウェルカムドリンクを提供されるケースもあるそうです。
短距離路線ですがスリッパの用意はありました。簡易的なスリッパではなく、履き心地はよかった。
アシアナ航空ビジネスクラスの機内食はANAよりも断然美味しい!
飛行機の離陸後、CAさんが食事のメニューや飲み物のリクエストを聞きにきます。東京⇄ソウル便の場合、洋食か韓国食を選ぶことができます。洋食だと、フィレ肉のステーキ、韓国食だとビビンバとなっています。
洋食と飲み物はシャンパンを選択しました。
しばらくすると、CAさんがおぼん一つで料理を提供。
短距離路線だとコース料理のように料理が一つずつ提供されるということはないみたい。この後温かいパンを運んできてくれました。
肝心なお味の方は、めちゃくちゃ美味しかったです!!機内食の肉ってこんな柔らかった?と思うほど焼き加減もミディアムレアでとても美味しくいただくことができました。
以前、東京から香港に行く際にANAのビジネスクラスを利用したのですが。その時に注文したフィレ肉のステーキはコゲており、ステーキってこんな硬かった?と思うほど美味しくなかった分、今回は大満足!
機内食はANAと比べると圧勝ですね。機内食はアシアナ航空が美味しいと口コミを良く目にしていたのですが、本当でした!
次回韓国に行く際もアシアナ航空を利用したいなぁと思います。
アシアナ航空の機内食をさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!
アシアナ航空ビジネスクラスの化粧室は清潔だった
A380の化粧室はゆとりある広さがあることで有名。想像以上に広くびっくり。長距離線などで、ナイトウェアなどに着替えるとき便利そう。
アシアナ航空のビジネスクラスの化粧室には歯ブラシ、マウスウォッシュ、コームなど短距離路線では十分すぎるほどのアメニティの品揃え。
ロクシタンのハンドクリームなども置いてあり、ANAと比べるとアシアナ航空のビジネスクラスはアメニティにも力を入れてます。
東京⇄ソウル間は日系の航空会社よりもアシアナ航空がオススメ!
今回はアシアナ航空A380ビジネスクラス搭乗記を簡単にご紹介していきました。
チェックインから仁川空港の到着まで大満足の時間を過ごすことができました。私自身ANA,JAL,大韓航空、アシアナ航空のビジネスクラスを利用して韓国に訪れた経験がありますが、
アシアナ航空は特に機内食が素晴らしい!!
というか他の航空会社と比べものにならないぐらいハイクオリティでした!
機内食は大満足でしたが、客室乗務員の方の気遣いやサービスはやはりJALやANAの方が1枚上手のような感じがします。
サービスなどを考えなければ、圧倒的にアシアナ航空のビジネスクラスの方が良かったので、今後アメリカやヨーロッパ方面に行く際は積極的にアシアナ航空のビジネスクラスを利用して行きたいと思いました!