
バンコクから名古屋に向かう際にタイ航空のビジネスクラスを利用しました。
今回はタイ航空の最新機材であるA350-900のビジネスクラスの搭乗記をお届け。
シートの設備、アメニティ、機内食まで大公開していきます。
Yusuke
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もくじ
【タイ航空ビジネスクラス以上搭乗者限定】ラウンジ内でマッサージ
※2023年現在、ロイヤルオーキッドスパは閉鎖中です。
タイ航空のロイヤルシルククラスまたはファーストクラス搭乗客は、ロイヤルオーキッドスパというラウンジを利用できます。ロイヤルシルククラスに搭乗する方は30分間の肩マッサージまたは足マッサージ、ファーストクラスに搭乗する方は60分間の全身マッサージを受けられます。
ラウンジでマッサージを受けられるなんて夢のようです!
ちなみに、ロイヤルオーキッドスパに関しては、ANAやシンガポール航空といったタイ航空以外の航空会社のビジネスクラスを利用する場合は入室できません。あくまでタイ航空に搭乗される方向けのサービスとなっています。
ラウンジ内はとても静かで高級感が漂います。
ラウンジの入り口で簡単な同意書を記入後、女性のセラピストの方に施術室まで案内していただきました。
ロイヤルシルククラス搭乗の方のマッサージ室は半個室のような空間です。
今回私は肩のマッサージをお願いしました。
お客さんのニーズをしっかり聞きながらマッサージする姿勢は素晴らしいと思わず感動しました。あっという間に30分経過し、マッサージ終了。
施術終了後、飲み物のリクエストを聞かれたのでジンジャーティーをお願いしました。
ラウンジにはおいしそうなお茶菓子が少しずつ置かれています。
ロイヤルオーキッドスパはワンランク上のラウンジという雰囲気でタイ航空のメインラウンジであるロイヤルシルクラウンジに比べて居心地が良いです。タイ航空を利用される方は、ぜひ訪問してみてください。
タイ航空のロイヤルシルクラウンジ
シャワーを済ませ、搭乗開始時刻までコンコースDのロイヤルシルクラウンジで過ごすことに。
スワプナーム国際空港はタイ航空の拠点となっている空港なのでラウンジもかなり期待していたのですが、想像以上に期待外れでした。
縦長のラウンジで座席が多く、開放的な作りになっているのですが、肝心なフードメニューやアルコール類の品揃えが悪い。あってもファミレスレベルです。スワプナーム空港には毎年新しいラウンジが続々誕生しており、プライオリティパス等で利用できるラウンジもクオリティが高い中、航空会社のラウンジとは思えないクオリティです。
スワプナーム空港のロイヤルシルクラウンジを利用される予定の方はあまり期待して行かない方が良いかもしれません。
ただ、ヌードルバーはあったので、簡単にヌードルとSINGHAビールで夕食をとりました。ヌードルには、小松菜や魚介の肉団子が入っており、おいしかったので3杯おかわりしてしまいました。これはおいしかった。
タイ航空のロイヤルシルクラウンジのシャワーはイマイチ
マッサージ終了後、ロイヤルシルクラウンジで夕食を取る前にシャワールームを利用しました。
ロイヤルシルクラウンジはコンコースC、D、Eにあります。一番利用者が多く、ラウンジの作りが広いコンコースDにあるロイヤルシルクラウンジにはシャワールームが完備されていないため、コンコースC、Eのロイヤルシルクラウンジを利用する必要があります。
今回はコンコースEにあるロイヤルシルクラウンジのシャワーを利用。
シャワールームはごくごく普通といった感じです。シャンプーやシャワージェルははタイの有名スパブランドTHANN。シャワーの水圧はまぁまぁでしたが、熱めのお湯が出ず、ぬるま湯しか出ませんでした。
そして一番残念だったポイントはアメニティが全く用意されていない点です。歯ブラシやコームも無いだけでなく、化粧水や乳液も無いのでこれは持参すべきだったと相当ガッカリしました。
シャワールームを利用される方は事前にアメニティ等は持参した方が良いかと思います。
やはりシャワールームのクオリティは羽田・成田のANAラウンジ、サクララウンジは世界ナンバーワンでしょう。
羽田空港ANAラウンジの訪問記はこちら
タイ航空A350-900ビジネスクラスに搭乗
いよいよタイ航空のA350-900ビジネスクラスに搭乗します。
タイ航空A350-900のビジネスクラスはフルフラットシートを搭載しており、シートを倒せば簡易的なベッドに生まれ変わります。
座り心地はANAのフルフラットシートに近かったです。成田からKLまで向かう際に中距離路線ということもありマットレスが置いてあったのですがバンコク-名古屋路線の場合はありませんでした。ここはちょっと残念...
中央の座席はカップルやハネムーンでの利用がおすすめです。
液晶画面はANAやシンガポール航空に比べると小さめの作り。USB端子はディスプレイ下にあります。
座席に座ると早速CAの方がやってきて、熱々のおしぼりとウェルカムドリンクを持ってきました。ウェルカムドリンクはオレンジジュースかグァバジュースから選べたのでオレンジジュースをいただくことに。
市販でごく普通に販売されているオレンジジュースのような味でした。
さて、ここからはアメニティやビジネスクラスのシートの設備についてご紹介します。
オーディオはAKGのヘッドホン。ノイズキャンセリングタイプのものではなかったです。
スリッパ。タイ航空オリジナルのものではなくビジネスホテルによく置いてあるスリッパです。
リモコンはタッチコントロータータイプ。
ブランケットとアメニティポーチが置いてありました。タイ航空の場合は中距離路線でもアメニティポーチを配布するようです。アメニティポーチはマンダリナ・ダックというブランド。イタリアの革製品やキャリケースで有名なブランドのようです。
アメニティの中身ですが、歯ブラシ、リップクリーム、ハンドクリーム、コームといった基礎的なアメニティが入っていました。
タイ航空のB787、A350のロイヤルシルククラスに搭乗すると、20MBのWi-Fiアクセスカードが配布されます。容量が20MBと少ないため、すぐに容量オーバーとなってしまいますが、どの航空会社も国際線でWi-Fiを利用する場合は料金が発生するのでこのサービスは嬉しいですね!
タイ航空ビジネスクラスの機内食
出発前にCAの方が機内食の注文を聞きにきます。深夜便ということもあり、基本は朝食メニューですが、希望者には簡単な夕食メニューもあるそうです。
私はラウンジでヌードルを3杯も食べてお腹いっぱいだったので、朝食だけ食べることにしました。
朝食は和食、タイ料理、洋食の3種類から選べます。
タイ航空の深夜便を利用したブロガーさんを事前にチェックして「タイ航空の朝食は洋食がおいしい!」という情報を見ていたので迷わず洋食を選択。
アルコールの種類も豊富です。シャンパンの銘柄はヴーヴ・クリコ。フルボトル1本で5,000円ほどのお値段です。就寝前にお酒を飲みたかったので、離陸後にシャンパンをリクエストしました。
飛行機のベルトサインが消えると早速CAの方がミックスナッツとシャンパンを持ってきてくれました。タイ航空の良い点はシャンパンをフルートグラスに注いてくれることだと思います。
フルートグラスにシャンパンを注いでもらうとやはりリッチな気分を味わえます!シャンパンを2杯飲んだらベッドを横に倒してしばらく仮眠しました。
到着1時間半前になるとCAの方に起こしていただき、そのまま朝食スタートです。どのお料理も味付けが日本人好みになっていたので評判通り美味しかったですよ!
パンもしっかり温めてあったり、フルーツは食べやすいように一口サイズになっていたり、アスパラガスもバターでしっかり炒めてあり大満足の内容でした。
モニターを見ると朝日に照らされているA350を確認できます。外の映像をシートのディスプレイで確認できるってなんか新鮮。
そして朝食を済ませると、あっという間に中部国際空港に到着して長かった旅もこれにて終了です。
憧れのビジネスクラスに片道1万円程度で乗れる方法とは!?
ビジネスクラスは、近距離路線で片道10万円程度、ロンドンやニューヨークといった長距離路線にもなると、100万円以上の費用が発生します。
ですが、航空会社が提供している「マイル」を活用すれば、憧れのビジネスクラスもお得に発券できるのは多くの方がご存知のはず。ただ、飛行機に定期的に乗るだけでは、なかなかマイルは貯まりません。
では、どのようにマイルを貯めれば良いのか?
私がおすすめするマイルの貯め方は、「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」を発行することです!
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムでは、100円の決済につき3ポイント加算されます。
貯まったマリオットポイントは、世界30以上のエアラインのマイルへ交換可能。
交換比率は基本的にマリオットポイント3ポイントに対して航空会社マイレージが1マイル。
100円の決済につき1マイル貯まる計算です。
マリオットポイントとマイレージの交換比率
マリオットポイント | 交換後マイレージ | |
ANAマイレージクラブ | 3 | 1 |
日本航空 (JAL) マイレージバンク | 3 | 1 |
ユナイテッド航空マイレージプラス | 3 | 1.1 |
アラスカ航空マイレージプログラム | 3 | 1 |
また、マリオットボンヴォイアメックスカードを保有していれば、60,000ポイントを一度にマイルへ移行することで、ボーナスマイルとして、追加で5,000マイル付与され、合計25,000マイル獲得できます。
60,000ポイントごとにマイルを交換すれば、100円の決済につき1.25マイル貯まる計算になります♪
マイル還元率は1%以下に設定されているクレジットカードがほとんどの中、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムがいかに高還元率であるか分かります。
では、貯まったマリオットポイントはどこのエアラインへ移行すれば良いのか?
おすすめは、「アラスカ航空のマイル」です。
あまり聞き馴染みのない航空会社かと思いますが、アラスカ航空はアメリカ・シアトルを拠点とする航空会社で、北米やメキシコを中心に就航しています。
それではなぜ、日本人に馴染みの薄い航空会社のマイルをおすすめするのかというと、他の航空会社のマイレージプログラムに比べて、圧倒的に少ないマイル数で、ビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券を発券できるから。
とくに日本→東南アジア(シンガポール、バンコク、インドネシア)路線はかなりお得です。
以下の表をご覧ください。
日本→東南アジア | 航空会社 | 必要マイル数(片道) |
キャセイパシフィック航空(東京便のみ) | エコノミー:12,500マイル ビジネス:22,500マイル | |
JAL | エコノミー:15,000マイル ビジネス:25,000マイル |
日本から東南アジアへ行く際は、エコノミークラスは片道12,500マイル、ビジネスクラスは片道22,500マイルで発券できます。
キャセイパシフィック航空を利用する場合、香港で乗り継ぎの必要があります。
キャセイラウンジは羽田空港国際線ターミナル内にあるラウンジの中で最も居心地の良いラウンジだと評判です◎
JALの場合、エコノミークラスが15,000マイル、ビジネスクラスは25,000マイルに+手数料が34ドル(4800円程度)で発券できます。
一方で、本家JALマイルで発券する場合の必要マイル数を調べてみると、なんと14万マイル+空港手数料・燃油サーチャージ代で+34,000円も発生します。
アラスカ航空のマイルを効率よく日頃から貯められるカードはマリオットボンヴォイアメックスのみです♪
そんなアラスカマイルへポイントを移行できるマリオットボンヴォイアメックスプレミアムでは、2023年2月現在、新規入会キャンペーンを実施中!
キャンペーン中にマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードに新規入会すると39,000pt獲得できます。
獲得ポイント数の内訳は以下の通りです。
・3ヶ月以内に30万円利用で30,000ポイント
・通常利用ポイント:30万円利用で9,000Pポイント
合計:36,000ポイント
一方でアメックスの公式サイト経由ではなく、マリオットボンヴォイアメックス既存会員からの紹介制度を活用してお申込みいただくと最大45,000ポイント獲得可能です。
内訳は下記の通りです。
・通常利用ポイント:30万円利用で9,000ポイント
合計:45,000ポイント
つまり、公式サイト経由のお申し込みよりも6,000pt多くもらえる計算に!!
新規入会キャンペーンの45,000ptに15,000pt追加し、アラスカ航空のマイルに交換すれば、JALやキャセイパシフィック航空のビジネスクラスを予約できますよ♪
さらにマリオットボンヴォイアメックスカードを発行すると、ザッと下記のような特典を受け取れます。
・日々のお買い物100円の決済ごとに3ポイント付与。
・マリオット系列のホテルに宿泊する際は100円につき6ポイント付与。
・国内外29の空港ラウンジを同伴者1名まで無料で利用可能。
・最高1億円の国内外旅行保険。
どれも魅力的な特典ばかりですよね!
ただ、デメリットとしては年会費が49,500円とやや高めの価格設定であるところ。
ですが、上記の特典をフル活用すれば年会費は間違いなく回収できます!
期間限定の新規入会キャンペーンを上手く活用して、憧れのビジネスクラスへの搭乗を目指しましょう!
【まとめ】フライト時間が中途半端で逆に疲れた
今回は人生初の深夜便のビジネスクラスに搭乗しました。正直な感想、ビジネスクラスに搭乗しているにもかかわらず、想像以上に疲れました。やはり、5時間半という中途半端なフライト時間だと仮眠も2時間ほどしか取れません。
その上、私の後ろの座席の人のいびきや寝返りがひどかったので落ち着いて眠れませんでした。(いびき対策にノイズキャンセリングのヘッドホンがあると嬉しいのですが...)
もし座席周辺の人のいびきがうるさくて眠れない!という方はCAの方に席の移動をお願いしてみても良いと思います。タイ航空の場合、日本発着路線であれば日本語対応のCAの方も搭乗しているので、英語が苦手な方でも安心ですよ!
次回タイ航空を利用する場合は、中長距離路線のビジネスクラスに搭乗してみたいと思います!