海外ホテル予約サイトのAgoda(アゴダ)。
ホテル比較サイトでホテルの宿泊料金を調べると、最安値が「アゴダ」であるケースが多く、「何か裏があるのでは?」「実は怪しいサイトなんじゃない?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、アゴダにはホテル予約を安くできる8つの独自戦略があります。
今回は、アゴダの予約がなぜ競合他社に比べて圧倒的に安い価格を実現できるのか徹底解説していきます!
Yusuke
- ホテルステイは年間70泊以上
- ホテル予約サイトAgodaで120泊以上
- これまで発行したクレジットカードは30枚以上
- Yusukeのプロフィールはこちら
タップできるもくじ
アゴダ(Agoda)とは?
2023年現在、世界270万施設以上の宿泊施設を掲載する世界最大級のホテル予約サイトの一つです。
現在は世界時価総額1位のナスダック上場企業である「Booking Holdings」のグループ傘下に入っており、ホテルの掲載数、カスタマーサポートの手厚さにも定評があります。
また、ホテル予約だけでなく、航空券の予約や民泊の予約、レンタカー・空港送迎の手配など、「旅」全般に関わることは、アゴダ一つで完結できます。
さらに2022年、旅行サイト部門における顧客推奨度(NPS)のランキング付けを日経ビジネスが1万人規模の消費者調査を実施し、堂々の1位を獲得しているなど日本人から絶大な人気と信頼感を獲得しています。
アゴダ(Agoda)の安さを生む8つの独自戦略
アゴダはなぜ競合ホテル予約サイトに比べて、安くホテル予約ができるのでしょうか。
理由は主に8つあります。
マーチャントモデルの採用
通常、JTBやエクスペディアなど大手ホテル予約サイトは、「エージェンシーモデル」というビジネスモデルを採用しており、サイトからホテル予約が入るたびに、コミッションフィー(報酬)を受け取れるといったビジネスモデルを展開しています。
一方で、アゴダはエージェンシーモデルに加えて、「マーチャントモデル」というビジネスモデルも採用しています。
マーチャントモデルとは、実際にパートナーシップを結んでいる提携先のホテルから客室を直接一括で購入するモデルのことを指します。
ホテル予約、楽天ヤフーじゃらんで8000円のプランがアゴダで5000円だったのどういう仕組みで実現してるんだ?
— サイン@SoK (@sin_SoK) April 7, 2023
消費者から上記のような疑問が生じるのはマーチャントモデルを採用しているからこそ実現できるのです。
ホテルの客室を購入すれば、アゴダ側の都合でホテルの価格を競争力のある価格に調整できるので、大手予約サイトに比べて安い宿泊料金を提供できます。
マーチャントモデルは、販売力の弱いホテル予約サイトだと空室のリスクを抱えるため、採用する企業はごくわずかです。
ここで、「客室を直接購入して、適正価格よりも安価で部屋を販売すればアゴダ側が損をするのでは?」と考える方もいると思います。
これは短い目で見ると事実であり、長期的な目で見ると異なります。
これは私の仮説にはなりますが、アゴダは1回の宿泊費でいくら儲かったかという点を重視するのではなく、マーケティング用語で言うLTV (Life Time Value)を最大化したいという狙いが読み取れます。
※ライフタイムバリューとは簡単に言うと、ユーザーの生涯を通して得られる利益のことです。
まずは最安値の宿泊料金をフック(餌)にアゴダのサービスをユーザーに体験しもらい、アゴダの利便性を肌で感じてもらいます。
アゴダが安くて使い勝手の良いホテル予約サイトだとわかると、ユーザーは次の旅行、その次の旅行でもアゴダを使うようになるため、生涯を通して利用する宿泊額は増えるというわけです。
特にマーチャントモデルを採用しているホテルはアジア圏を中心に多く見られるため、東南アジアを中心に最低価格でアゴダの宿泊プランが表示されていると考えられます。
エージェンシーモデルの採用
前述通り、アゴダはエージェンシーモデルを採用している旅行サイトの一つです。
アゴダのプラットフォーム(公式ホームページやアプリ)にホテル側が宿泊室の情報を掲載し、ユーザーが予約・宿泊すると規定の手数料がホテル側からアゴダに支払われます。
部屋の販売数と手数料は比例するため、公式ホームページやアプリ経由での予約が多ければ多いほどアゴダの収益が増加する仕組みです。
その収益をさらに宿泊料金の割引に還元し、他のホテル予約サイトが追随できないような価格を実現しているのです。
新規顧客獲得のマーケティング費用が安価
ウェブサービスを成長させるためには、新規顧客をいかに多く獲得できるかがサービスの成長の直結します。
そのため、各ウェブサービスは膨大なマーケティング予算を投じて、新規顧客との接点作りを行います。
しかしアゴダの場合、競合のホテル予約サイトに比べて圧倒的に安く予約ができる「価格競争力」の強みで新規顧客を大量に獲得できています。
価格競争力が強いため、新規顧客獲得のマーケティング費用が安く済むのです。
価格競争で競合ホテル予約サイトと勝負ができるのも、ブッキング・ホールディングスのグループ傘下で世界中のホテルとのネットワークがあることや、資本力の潤沢さがあることも理由の一つと言えます。
リマーケーティングの精度の高さ
アゴダは、ホテル予約の確度が高いユーザーへ向けた、メールによる24時間限定のクーポン配布や値下がりアラートなど、リマーケティングの精度の高さもマーケティング予算をカットできている要素の一つだと考えられます。
アゴダのサイトやアプリから離脱したユーザーも取りこぼしをしないような工夫が徹底されています。
※リマーケティングとは、サイト訪問や自社アプリのインストールをしたものの、離脱をしたユーザーに対して広告配信やメール配信、プッシュ通知などを行うマーケティング手法のことです。
割引クーポンが豊富
どひゃー!アゴダの韓国の宿泊、VISAカード決済で予約すると15%も安くなっちゃうセールが始まったから、この先予約してたの全部取り直した!予約後の画面見てもいつもと違ってほんとに純粋に15%安くなってるからビビったw
3月末までらしい!!#アゴダ #韓国 #韓国旅行 #agoda #セール #ジョボー pic.twitter.com/gAsyCDSzNL— ℝℝ (@djbirabira) March 10, 2023
アゴダでは定期的にさまざまな割引クーポンを配布しています。
だれでも利用できる3%~7%のクーポンから、JCBカードなどクレジットカード会員限定の割引クーポンなど豊富に揃っています。
例えば、特設ページからJCBカードを使ってホテル予約を行うと、海外のホテルが8%も割引になります!
JCBカードを所有している方であれば積極的に活用したいクーポンの一つですね。
そのほかにもアゴダでは期間限定のセール等も開催していたり、全国旅行支援の対象プランが揃っていたりと、お得な宿泊プランが多数揃っています。
ただし、宿泊するホテルによって、クーポンが使用できない場合もあるので注意してください。
特に、マリオット、ハイアット、ヒルトンといった外資系の有名チェーンホテルは使用できないケースがほとんどです。
アゴダの最新割引クーポンコードの情報については下記記事で詳しくご紹介しているので併せてチェックしてみてください。
関連記事>>【2024年4月】Agoda(アゴダ)の最大15%OFFクーポンと25%OFFセール情報まとめ!
固定費が最小限に抑えられている
アゴダはOTA(Online Travel Agent)と呼ばれる実店舗を持たずにインターネット上だけでホテル予約や航空券を予約できるサービスです。
そのため、店舗運営に発生する家賃や人件費、光熱費といった固定費を最小限に抑えられます。
固定費を抑えることができれば、固定費の金額を宿泊料金の値引きに還元できるため、実店舗を持つ旅行代理店に比べて強気の価格設定を実現できます。
親会社であるBooking.comグループとのシナジー関係
アゴダは世界最大の旅行代理店であるBooking.comグループ傘下のOTA。
ブッキングドットコムが独占的に仕入れている宿泊施設をアゴダも掲載できることから、シナジー効果を生み、競合他社に比べて価格競争力で圧倒することができると考えられます。
ベストプライス保証
アゴダでは全てのプランでベストプライス保証があります。
ベストプライス保証とは、同プラン、キャンセル条件等が同じで他社ホテル予約サイトより1円でも高い場合はその差額を返金・割引するといったサービス。
ベストプライス保証が適用されれば、ホテル予約サイトの中で最もお得に宿泊できるわけです。
Agoda(アゴダ)の評判や口コミ
アゴダの安さには正当な理由があることは分かったが、実際に口コミや評判はどうなのか気になる方もいらっしゃると思います。
アゴダの良い口コミや悪い口コミをSNS上で調べてみると、下記のような意見が多く見受けられました。
✔︎宿泊料金が安い
✔︎カスタマーサポートが丁寧
✔︎クーポンを定期的に配布している
✔︎ポイント還元率が高い
✔︎カスタマーサポートの対応が悪い
✔︎キャッシュバック特典でエラーが表示される
✔︎宿泊料金が税・サービス料別で表記される
✔︎掲載されている写真と実物が全く違う
✔︎予約した部屋が違っていた
上記の口コミや評判を見ると、アゴダは賛否両論あるホテル予約サイトではありますが、これまで120泊以上利用してきてトラブルはほとんど起きた経験はなく、お得にホテル予約ができています。
これからもホテル予約をする際には積極的にアゴダを活用するつもりです!
詳細な口コミや評判については、当ブログ【2024年版】Agoda(アゴダ)の評判や口コミの実態がやばい?にて詳しく解説しているので併せてチェックしてみてください。
Agoda(アゴダ)について、よくいただく質問
最後にアゴダのサービスについてよくいただくご質問について回答していきます。
支払い方法は何がある?
アゴダの支払いは、以下の4つの決済方法が可能です。
・今すぐ支払い
・現地支払い
・後日支払い
・アゴダコインで支払い
現地決済の場合だと、クレジットカードを所有していなくても気軽に予約できるのも魅力的です。
関連>>Agoda(アゴダ)の支払い方法は4つ!それぞれの支払い方法を詳しく解説!
特に注目すべきポイントは現金決済プランがあるところ。
まだ学生でクレジットカードを発行できない方や諸事情で一時的にクレジットカードを利用できないといった方でもホテル予約が可能です。
アゴダの検索一覧の中に「クレジットカード不要」といったプランがあるので、こちらを選択すると、クレジットカード不要で宿泊できるホテルが一覧で表示されます。
お支払いは宿泊当日、ホテルに直接支払うシステムです。
領収書の発行方法はできる?
宿泊完了後に領収書の発行は可能です。
詳しくは下記記事で解説しているのでぜひチェックしてみてください。
関連記事>>Agoda(アゴダ)で領収書を発行する方法【2024年最新版】
予約のキャンセル方法は?
アゴダのキャンセル方法は非常にシンプルで簡単です。
アプリもしくはウェブサイトのマイページまたは、登録しているメールアドレスに送付される予約完了通知メールから簡単にキャンセルを行えます。
関連記事>>Agoda(アゴダ)のキャンセル方法|知って損なしの裏ワザも伝授!
世界中の空港ラウンジを無料で使い放題できる方法とは!?
軽食やアルコール、シャワールームが完備されており、搭乗開始時刻まで極上の時間を過ごせる空港ラウンジ。
そんな空港ラウンジですが、「プライオリティパス」という会員に入会すると、世界約1,300以上の空港ラウンジや空港レストランを無料で使えます!
ただし、プライオリティパスラウンジを年間無制限で利用できる会員に入会するためには、約70,000円の年会費を支払わなければなりません....
庶民に約70,000円もする年会費なんて支払えない....
分かります....
しかし、私自身、昨年から利用しているプライオリティパスには1円もお金を支払っていません。
なぜ、そんなことができるのか?
それは、初年度年会費無料(通常:22,000円)のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下 セゾンプラチナアメックス)を発行したからです!
セゾンプラチナアメックスカードを発行すると、特典として年間無制限で空港ラウンジを利用できるプレステージ会員のプライオリティパスが無料付帯されます。
プライオリティパスを発行すると、例えば下記のようなラウンジをタダで利用できるようになります。
関空ANAラウンジ
〜【日本国内】プライオリティパスで利用できる空港ラウンジ・空港レストラン〜
成田国際空港 | ・IASS Executive Lounge ・I.A.S.S Superior Lounge -NOA- ・I.A.S.S Superior Lounge -KoCoo- ・ナインアワーズ(シャワー&仮眠最大5時間無料、宿泊3,400円引き) ・鉄板焼 道頓堀 くり田(レストランが指定する3,400円相当のセットメニュー) |
羽田国際空港(国際線) | ・TIAT LOUNGE |
羽田国際空港(国内線) | ・Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(マッサージ3,400円割引) ・Power Lounge South ・Power Lounge Central ・Power Lounge North ・Airport Lounge South |
関西国際空港 | ・ANAラウンジ ・カードメンバーズラウンジ 「アネックス六甲」 ・カードメンバーズラウンジ 「金剛」 ・カードメンバーズラウンジ 「六甲」 ・ぼてぢゅう(3,400円割引) ・カフェラウンジ「NODOKA」(3時間プランor3,400円割引) |
中部国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・プラザ・プレミアム・ラウンジ ・セントラルグローバルラウンジ ・ぼてぢゅう(ぼてぢゅうセットor大阪道頓堀セット) ・くつろぎ処(温泉&レストラン) ・海膳空膳(レストラン) ・The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(レストラン) |
福岡国際空港 | ・KALラウンジ(大韓航空) ・ラウンジ福岡 |
鹿児島空港 | ・Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(マッサージ3,400円割引) |
注目点として、ANAラウンジやKALラウンジなど、航空会社直営のラウンジもプライオリティパスを所有しているだけで利用できます。
また日本国内線の搭乗でも利用できる、ぼてじゅうなど空港レストランを利用できる点もポイントが高い!
これからゴールデンウィークや夏休みシーズンが近づいてくるため、発行することで旅のクオリティが上がること間違いなしですよ!!
近年は国内線でも利用できるプライオリティパスの特典が増えているので、国内線メインで利用される方もプライオリティパスの恩恵を十分受け取れます!
参考として、プライオリティパスを発行できるクレカの比較表を作成してみました。
やはりセゾンプラチナアメックスは他社のクレカと比較しても魅力的なカードと断言できます。
また、セゾンプラチナアメックスカードは下記のような魅力的な特典も無料で付帯されます。
・初年度年会費無料
・プライオリティパスが無料(通常:約70,000円)
・国内空港ラウンジ無料
・タブレットホテル(通常:9,900円)
・JALマイルの還元率が1.125%
・最高1億円の海外旅行保険付帯
・月額132,000円の「N2 THE Cycle」が半年間無料(通常:79.2万円)
・コンシェルジュサービス
とりあえずカードを発行して、1年以内の解約も全然OK!
楽天プレミアムカードを既に所有している方は、2025年より年5回までの利用制限に変更するため、カードの切り替えもおすすめ。
セゾンプラチナアメックスはビジネスカードという位置付けですが、サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込みできるのでご安心ください。
私は年収300万円程度のときにセゾンプラチナの申し込みを行い審査通過。
プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高いのかもしれません。
旅好きにとって、セゾンプラチナアメックスは間違いなく発行しないと絶対に後悔してしまうクレカでしょう。
初年度年会費無料キャンペーンは突然終了するリスクもあるため、気になる方は申し込んで損なし!
初年度年会費無料(通常:22,000円)キャンペーンが終了する前にセゾンプラチナアメックスを発行して、ワンランク上の旅を楽しみましょう!
Agoda(アゴダ)を活用してお得に宿泊予約をしよう!
今回はアゴダが安く予約できる理由について解説してきました。
アゴダの予約が安い理由は、独自の販売戦略やブッキングホールディングスという世界最大級の旅行会社のネットワークを活用した戦略などによるものです。
アゴダの予約が安いのには正当な理由があるため、予約する際に不安になる必要は一切ありません。
ぜひアゴダを積極的に活用してお得にホテル予約を楽しんでくださいね。